特許
J-GLOBAL ID:200903025500622251
ブレ補正装置、およびカメラシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
古谷 史旺
, 森 俊秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-301736
公開番号(公開出願番号):特開2005-151542
出願日: 2004年10月15日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 本発明は、ブレ補正の基準値修正に際して、ユーザーによる意図的なパンニング等に過敏に反応せずに適正な基準値を求めて、ブレ補正の性能を高めることである。【解決手段】 本発明のブレ補正装置は、ブレ補正機構、振動検出部、基準値生成部、目標駆動位置演算部、および駆動部を備える。ブレ補正機構は、撮像部と被写体光束との相対位置を変更する。振動検出部は、カメラの振動検出信号を出力する。基準値生成部は、振動検出信号から基準値(振動検出部の静止時の出力)を推定する。目標駆動位置演算部は、振動検出信号と基準値の差から振動成分を求め、振動成分から目標駆動位置を生成する。駆動部はブレ補正機構を目標駆動位置に追従制御する。この基準値生成部は、フィードバック経路とゲイン変更部を更に備える。フィードバック経路は、撮像画像の画像動き信号を基準値にフィードバックする修正処理を行う。一方、ゲイン変更部は、カメラの静止画像の撮像準備開始後にフィードバック経路のフィードバックを開始または強める。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
カメラの撮像部における被写体像の像面ブレを補正するブレ補正装置であって、
前記撮像部と前記被写体像を形成する光束との相対位置を変更するブレ補正機構と、
前記カメラの振動を検出して振動検出信号を出力する振動検出部と、
前記振動検出信号に基づいて、前記振動検出信号の基準値(前記振動のない静止状態における前記振動検出部の出力)を推定する基準値生成部と、
前記振動検出信号と、推定された前記基準値との差から、前記像面ブレの原因となる振動成分を求め、前記振動成分に基づいて前記ブレ補正機構の目標駆動位置を求める目標駆動位置演算部と、
前記ブレ補正機構を前記目標駆動位置に追従制御する駆動部とを備え、
前記基準値生成部は、
前記カメラの撮像画像を解析して得られる画像動き信号を情報取得し、前記画像動き信号を前記基準値にフィードバックして、前記基準値を修正するフィードバック経路と、
前記カメラから静止画像の撮像準備開始のタイミングを情報取得し、前記撮像準備開始の後に、前記フィードバック経路のフィードバックを開始または強めるゲイン変更部とを備えた
ことを特徴とするブレ補正装置。
IPC (2件):
FI (3件):
H04N5/232 Z
, G03B5/00 G
, G03B5/00 J
Fターム (10件):
5C122DA01
, 5C122EA41
, 5C122FB23
, 5C122FC01
, 5C122FC02
, 5C122FH12
, 5C122FH13
, 5C122HA78
, 5C122HA82
, 5C122HB01
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (6件)
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