特許
J-GLOBAL ID:200903025500697405

圧力制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194384
公開番号(公開出願番号):特開平11-037615
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 超臨界域で作動するCO2 サイクルが効率良く運転するように放熱器出口側温度と放熱器出口側圧力とを制御する圧力制御弁を提供する。【解決手段】 密閉空間305内体積に対してCO2 約600kg/m3 の密度で封入するとともに、ダイヤフラム306が中立状態の上下両側で変形変位するようにダイヤフラム306および弁体304を構成する。これにより、CO2 サイクルを効率良く運転させつつ、ダイヤフラム306の耐久性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
放熱器(2)内の圧力が冷媒の臨界圧力を越える蒸気圧縮式冷凍サイクルに適用され、前記放熱器(2)から蒸発器(4)まで至る冷媒流路(6a)に配置され、前記放熱器(2)出口側の冷媒温度に応じて前記放熱器(2)出口側圧力を制御する圧力制御弁であって、前記冷媒流路(6a)内に形成され、前記冷媒流路(6a)を上流側空間(301e)と下流側空間(301f)とに仕切る隔壁部(302)と、前記隔壁部(302)に形成され、前記上流側空間(301e)と前記下流側空間(301f)と連通させる弁口(303)と、前記上流側空間(301e)内に密閉空間(305)を形成し、前記密閉空間(305)内外の圧力差に応じて変位する、薄膜状の変位部材(306)と、前記変位部材(306)の厚み方向一端側に配設され、前記変位部材(306)と共に前記密閉空間(305)を形成する形成部材(307)と、前記変位部材(306)の厚み方向他端側に配設され、前記形成部材(307)と共に前記変位部材(306)を保持固定する保持部材(308)と、前記変位部材(306)の厚み方向他端側にて前記変位部材(306)に接触し、前記変位部材(306)に連動して変位し、前記弁口(303)を開閉する弁体(304)と、前記密閉空間(305)内外に渡って前記形成部材(307)を貫通し、前記形成部材(307)より熱伝導率の大きい材料からなる貫通部材(313)とを備え、前記密閉空間(305)内には冷媒が、前記弁口(303)が閉じられた状態における前記密閉空間(305)内体積に対して、前記冷媒の温度が0°Cでの飽和液密度から前記冷媒の臨界点での飽和液密度に至る範囲の密度で封入されていることを特徴とする圧力制御弁。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 圧縮式空調機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-203546   出願人:アイシン精機株式会社
  • 冷却キヤビネツト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-063790   出願人:ホワイトコンソリデイテツドインダストリ-ズインコ-ポレイテツド
  • 膨張弁付レシーバタンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-249278   出願人:株式会社不二工機
審査官引用 (3件)
  • 圧縮式空調機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-203546   出願人:アイシン精機株式会社
  • 冷却キヤビネツト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-063790   出願人:ホワイトコンソリデイテツドインダストリ-ズインコ-ポレイテツド
  • 膨張弁付レシーバタンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-249278   出願人:株式会社不二工機

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