特許

J-GLOBAL ID：200903025629008517

遮水壁、遮水壁の遮水状況管理システムおよび遮水壁の遮水状況管理方法

発明者： 嶽本 政宏 ,  前田 章 ,  川人 健二 ,  木下 雅敬 ,  松本 英美
出願人/特許権者： 株式会社大林組 ,  新日本製鐵株式会社 ,  株式会社テノックス
代理人 (1件)： 一色国際特許業務法人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-003264
公開番号（公開出願番号）：特開2005-193176
出願日： 2004年01月08日
公開日（公表日）： 2005年07月21日
要約：

【課題】不透水性材料からなる板状またはシート状の複数の遮水材からなる遮水壁の継手部の確実な遮水性を確認および確保でき、かつ遮水壁設置後の運用の簡便な遮水壁管理を可能とする。【解決手段】遮水パネル102の雌継手102cのスリットS周辺と隣接する遮水パネル300の雄継手300bとの間のみに遮水剤301を塗布、または充填することによってのみ形成される雄雌係合空洞部105の漏水経路をすべて遮断し、雄雌係合空洞部105内に雄継手300bの背面側に形成される空洞部を貯水可能な貯留部302とする。貯留部302をモニタリング用井戸500として使用し、モニタリング用井戸500の液位は遮水壁より囲われた保有水の液位よりもやや高くして、廃棄物貯層部501内の汚染水が周囲地盤101側に流出せずに、かつ廃棄物貯層部501内に流入する液体の量が少なくなるように管理する。【選択図】 図3

請求項（抜粋）：

不透水性材料からなる板状またはシート状等の複数の遮水材を継手部を介して水平方向に連結することにより地盤またはソイルセメント壁内に形成される遮水壁において、 前記継手部は、互いに連結される遮水材に形成される雌雄係合部を備え、該雌雄係合部を係合することによって、水などの液体を貯留可能な係合空洞部を形成しつつ、遮水性を確保することを特徴とする遮水壁。

IPC (2件)：

B09B1/00 ,  E02D5/14

FI (2件)：

B09B1/00 F ,  E02D5/14

Fターム (15件)：

2D049EA01 ,  2D049EA03 ,  2D049FB03 ,  2D049FB11 ,  2D049FC02 ,  2D049FD04 ,  2D049FD08 ,  4D004AA46 ,  4D004AB01 ,  4D004BB04 ,  4D004BB06 ,  4D004BB07 ,  4D004DA01 ,  4D004DA02 ,  4D004DA20

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 鋼製矢板の継ぎ手部の止水構造と止水方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-362889   出願人：新日本製鐵株式会社, 日本鋼管株式会社, 川崎製鉄株式会社, 株式会社クボタ, 住友金属工業株式会社
• 保有水の浸出検知機能を有した遮水性護岸構造とその補修方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-106072   出願人：新日本製鐵株式会社, ワールドエンジニアリング株式会社
• 仕切り壁から漏出する汚染水の管理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-047216   出願人：株式会社大林組

審査官引用 (2件)

• 外部を囲繞する土木構造物における遮水設備
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-274257   出願人：株式会社オストランド
• 保有水の浸出検知機能を有した遮水性護岸構造とその補修方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-106072   出願人：新日本製鐵株式会社, ワールドエンジニアリング株式会社