特許
J-GLOBAL ID:200903024892275450

保有水の浸出検知機能を有した遮水性護岸構造とその補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 信之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-106072
公開番号(公開出願番号):特開2001-288739
出願日: 2000年04月07日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】海面埋め立て処分場の保有水の外海への浸出を防止管理可能で、浸出が発生した場合の発生場所の迅速な特定、補修を可能とする遮水性護岸構造の提供。【解決手段】海面埋め立て処分場の境界に沿って二重の遮水壁状に鋼管矢板同士が連結配設され、鋼管矢板の本体空洞管体内と矢板同士の継手部27の一方又は両方にモニタリング用井戸12,26が不透水性地層に達して設置され、継手部27の井戸26の周囲の中空部25にはモルタル、アスファルト混合物等の止水材11が充填されてなり、井戸12により水位、水質、濃度の一つ又は複数を計測して、鋼管矢板の下端を回り込む処分場6側の保有水等の浸出を管理すると共に、井戸26により同様の計測を行い、継ぎ手部分を透過する保有水等の浸出を管理することを特徴とする。
請求項(抜粋):
鋼管矢板、鋼製箱形矢板等の不透水材料の鋼部材を用いて、継ぎ手部にモルタル、アスファルト混合物等の止水材を充填した単列もしくは複数列の遮水壁構造で築造された、護岸、堰堤等の遮水壁において、不透水性地層に立列した遮水壁の下端を回り込む保有水等の浸出を管理するモニタリング用井戸を前記鋼管矢板、鋼製箱形矢板等の鋼部材の本体空洞管体内部に設置し、前記井戸の水位、水質、濃度のいずれか一つまたは複数を管理することで遮水性護岸下端不透水性地層から護岸外部への保有水の浸出の有無の検知が可能な遮水性護岸構造。
IPC (2件):
E02D 5/08 ,  B09B 1/00 ZAB
FI (2件):
E02D 5/08 ,  B09B 1/00 ZAB F
Fターム (19件):
2D049EA01 ,  2D049EA03 ,  2D049EA14 ,  2D049FB03 ,  2D049FB13 ,  2D049FB14 ,  2D049FC02 ,  2D049FC03 ,  2D049FD04 ,  2D049FD05 ,  2D049FD08 ,  2D049FE07 ,  2D049FE08 ,  4D004AA46 ,  4D004BB03 ,  4D004BB07 ,  4D004DA01 ,  4D004DA02 ,  4D004DA20
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 廃棄物と建設発生土の地盤工学的有効利用, 199809, P.161、164,187〜190

前のページに戻る