特許

J-GLOBAL ID：200903025788739042

空気調和装置

発明者： 青山 繁男
出願人/特許権者： 三星電子株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-428355
公開番号（公開出願番号）：特開2005-188790
出願日： 2003年12月24日
公開日（公表日）： 2005年07月14日
要約：

【課題】 空気調和装置において、簡素かつ低コストな構成で冷凍サイクルを高精度に制御することにより運転時のエネルギー効率の向上を図ることができるようにする。【解決手段】 空気調和装置1は、冷房時には、室内熱交換器9の伝熱管9aのベンド部9cに設けた温度センサ10でベンド部温度を検出し、中間部冷媒圧力算出手段15a、冷媒圧力補正手段15bとにより、圧力補正した冷媒飽和蒸気圧力を算出する。そして飽和温度算出手段15cで飽和蒸気温度を算出し、過熱度/過冷却度算出手段15dにより、冷媒過熱度を求め、冷媒過熱度が、所定温度範囲となるように、膨張弁制御手段16で膨張弁7の開度を制御するようにする。暖房時には、同様に冷媒過冷却度を用いて制御する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

凝縮器および蒸発器に用いる少なくとも2つの熱交換器、圧縮機および膨張弁を流路上に配置し、該流路に冷媒を循環させて圧縮式冷凍サイクル制御を行う空気調和装置であって、 前記熱交換器のうち少なくとも一方の熱交換器の冷媒出入口配管温度をそれぞれ検出する出入口温度センサと、 前記少なくとも一方の熱交換器内の冷媒流路の中間部に設けた中間部冷媒温度センサと、 該中間部冷媒温度センサの検出温度から前記熱交換器内の中間部冷媒圧力を算出する中間部冷媒圧力算出手段と、 前記中間部冷媒圧力に前記冷媒流路の中間部から前記少なくとも一方の熱交換器の出口までの冷媒側圧力損失を補正して冷媒側飽和圧力を算出する冷媒圧力補正手段と、 該冷媒圧力補正手段により算出された前記冷媒側飽和圧力を温度に換算して冷媒飽和蒸気温度または冷媒飽和液温度を算出する飽和温度算出手段と、 前記少なくとも一方の熱交換器の出口側に設けられた前記出入口温度センサにより検出される出口側温度と前記冷媒飽和蒸気温度または冷媒飽和液温度から冷媒過熱度または冷媒過冷却度を算出する過熱度/過冷却度算出手段と、 該過熱度/過冷却度算出手段で算出された前記冷媒過熱度または冷媒過冷却度が所定温度範囲内に収まるように前記膨張弁の開度を制御する膨張弁制御手段とを備えることを特徴とする空気調和装置。

IPC (3件)：

F25B1/00 ,  F25B13/00 ,  F25B49/02

FI (4件)：

F25B1/00 304H ,  F25B13/00 N ,  F25B49/02 510B ,  F25B49/02 510F

Fターム (5件)：

3L092AA03 ,  3L092DA01 ,  3L092DA03 ,  3L092EA15 ,  3L092FA24

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 空気調和機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-335839   出願人：三洋電機株式会社
• 電動式膨脹弁の制御装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-193577   出願人：東芝エー・ブイ・イー株式会社, 株式会社東芝
• 多室冷暖房装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-249040   出願人：松下冷機株式会社
• 冷凍装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-144127   出願人：松下電器産業株式会社

審査官引用 (2件)

• 多室冷暖房装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-249040   出願人：松下冷機株式会社
• 冷凍装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-144127   出願人：松下電器産業株式会社