特許
J-GLOBAL ID:200903025817198129

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-224988
公開番号(公開出願番号):特開2004-068616
出願日: 2002年08月01日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】パイロット噴射による圧力脈動の影響でメイン噴射量が変動してしまう。そこで、圧力脈動を適合マップとしてメイン噴射量を補正する技術があるが、適合マップは実機による多大な試験データに基づいて作成しなければならなかった。【解決手段】圧力脈動の変動周期がインジェクタ2のノズル室8に通じる燃料管路11、12で発生する閉口端圧力脈動に一致することを見いだした。そこで、燃料管路11、12の長さL1 、L2 から圧力脈動の周期を算出する。さらに燃料温度Tf、コモンレール圧力Pc、圧力脈動の位相差θ1 、θ2 、パイロット噴射量などに基づいて、圧力変動量ΔP(t)を算出する。この変動量ΔP(t)を燃料圧力に応じた影響度Qefで補正してメイン噴射補正量ΔQ(T)を算出する。このように、演算によって圧力脈動の周期が得られるため、実機による多大な試験データを採取しなくても済む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
高圧燃料を蓄えるコモンレールと、このコモンレールに蓄えられた高圧燃料を噴射するインジェクタと、このインジェクタの噴射および噴射停止を制御する制御装置とを備え、一度の噴射期間内に複数回の噴射を行う蓄圧式燃料噴射装置であって、 前記制御装置は、前記インジェクタのノズル室に通じる燃料管路の長さから求められる圧力脈動の周期と、前記噴射期間内における1次噴射と2次噴射の噴射間隔とに基づいて、前記2次噴射の噴射量を補正することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02D41/38 ,  F02M63/00
FI (2件):
F02D41/38 B ,  F02M63/00 U
Fターム (28件):
3G066AC09 ,  3G066AD07 ,  3G066BA13 ,  3G066BA51 ,  3G066CC06T ,  3G066CC06U ,  3G066CC08T ,  3G066CC08U ,  3G066CC14 ,  3G066CE13 ,  3G066CE22 ,  3G066CE34 ,  3G066CE35 ,  3G066DA01 ,  3G066DA08 ,  3G301HA02 ,  3G301JA12 ,  3G301LB11 ,  3G301LC01 ,  3G301LC06 ,  3G301MA11 ,  3G301MA23 ,  3G301MA27 ,  3G301NA09 ,  3G301NC02 ,  3G301PB01Z ,  3G301PB03A ,  3G301PB08Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る