特許
J-GLOBAL ID:200903025829910487

ホッパー型コイン払出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 賢二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-213461
公開番号(公開出願番号):特開2008-040742
出願日: 2006年08月04日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】直径の異なるコインでも、その払出し部材の交換や位置調整を要することなく、そのままの使用状態において支障なく払い出せるようにする。【解決手段】穴明きディスクローター(D)を包囲するコイン収容ホッパー(H)の一部に、そのローターの回転によるコイン搬送路(G)からのコイン導出口(17)を切り欠いて、その上流側に臨むコイン払出しローラー(35)と下流側に臨むセパレートローラー(36)との向かい合う開口幅(W2)を、最小コイン(Cs)の直径よりも狭小に保つ一方、コイン導出口(17)の上流側開口エッジとセパレートローラーとの向かい合う開口幅(W3)を、最大コイン(Cl)の直径よりも広大に保つと共に、そのコイン導出口の上流側開口エッジをローターの正回転時にコインが円滑に払い出され、且つローターの逆回転時にコインがコイン搬送路へ掻き入れ復帰されるコイン誘導壁面(58)として造形した。【選択図】 図28
請求項(抜粋):
据付け台(1)の表面をなす固定ベースプレート(2)と、 全体的な放射対称分布型に開口する複数のコイン受け入れ穴(9)を備えたディスクローター本体(6)の裏面から、そのコイン受け入れ穴(9)の隣り合う相互間に介在する後方弯曲翼(11)が突設されたコイン搬送用穴明きディスクローター(D)と、 上記ベースプレート(2)の裏面に取り付けられた穴明きディスクローター回転駆動用の可逆モーター(4)と、 同じくベースプレート(2)の表面へ着脱自在に取り付けられて、上記穴明きディスクローター(D)の周縁部を包囲するコイン収容ホッパー(H)と、 そのコイン収容ホッパー(H)における上記穴明きディスクローター(D)の回転によるコイン搬送路(G)へ臨む一部に、一定な開口幅(W1)として切り欠かれたコイン導出口(17)と、 上記ベースプレート(2)の表面へ取り付け固定されたコインカウントセンサー受け台(M)により、上記コイン収容ホッパー(H)のコイン導出口(17)と直通するトンネル型に造形されたコイン払出し通路(21)と、 そのコイン導出口(17)とコイン払出し通路(21)との向かい合う相互間において、上記穴明きディスクローター(D)が正回転する進行方向(F)の下流側へ臨むように設置されたセパレートローラー(36)と、 同じくコイン導出口(17)とコイン払出し通路(21)との向かい合う相互間において、上記穴明きディスクローター(D)が正回転する進行方向(F)の上流側へ臨むように設置され、且つ上記セパレートローラー(36)との向かい合う開口幅(W2)を最小コイン(Cs)の直径よりも狭く保つように弾圧付勢されたコイン払出しローラー(35)と、 上記ベースプレート(2)の表面から穴明きディスクローター(D)の回転によるコイン搬送路(G)へ突出して、そのコイン(Cl)(Cs)を上記コイン導出口(17)からコイン払出し通路(21)に向かって誘導するコイン払出し誘導体(A)とを備え、 上記コイン収容ホッパー(H)からディスクローター本体(6)のコイン受け入れ穴(9)へ受け入れたコイン(Cl)(Cs)を、一方向(F)へ正回転される穴明きディスクローター(D)の後方弯曲翼(11)により押し進め搬送して、上記コイン導出口(17)からコイン払出し通路(21)へ払い出すホッパー型コイン払出し装置において、 上記正回転する穴明きディスクローター(D)の後方弯曲翼(11)により一方向(F)へ押し進められる最小コイン(Cs)が、今その後方弯曲翼(11)の前側凸曲面(12f)と払出しローラー(35)並びにコイン導出口(17)の上流側開口エッジと各々第1〜3接点(P1)(P2)(P3)で接触したと仮定した場合に、その第1、2接点(P1)(P2)を結ぶ仮想直線(Z-Z)が最小コイン(Cs)の中心(O)よりも一定距離(L1)だけ外方へ偏倚することとなり、 逆回転する穴明きディスクローター(D)の後方弯曲翼(11)により他方向(R)へ押し進められる最小コイン(Cs)が、今その後方弯曲翼(11)の後側凹曲面(12r)と払出しローラー(35)並びにコイン導出口(17)の上流側開口エッジと各々第1〜3接点(P1)(P2)(P3)で接触したと仮定した場合に、その第1接点(P1)の回転サークル軌跡が最小コイン(Cs)の中心(O)よりも一定距離(L2)だけ外方へ偏倚することとなり、 しかも、コイン導出口(17)の上流側開口エッジをなす第3接点(P3)と、下流側に位置する上記セパレートローラー(36)との向かい合う開口幅(W3)が、最大コイン(Cl)の直径よりも広大となるように、 上記コイン導出口(17)の上流側開口エッジを、コイン収容ホッパー(H)の円形な内周面に外接するまでの滑らかな凹曲線又は直線から成るコイン誘導壁面(58)として造形したことを特徴とするホッパー型コイン払出し装置。
IPC (2件):
G07D 1/00 ,  A63F 5/04
FI (2件):
G07D1/00 ,  A63F5/04 512H
Fターム (13件):
3E001AA07 ,  3E001AB01 ,  3E001BA01 ,  3E001BA03 ,  3E001CA03 ,  3E001CA06 ,  3E001CA07 ,  3E001CA08 ,  3E001DA02 ,  3E001DA14 ,  3E001FA07 ,  3E001FA37 ,  3E001FA45
引用特許:
出願人引用 (4件)
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