特許
J-GLOBAL ID:200903026091746756

かき貝殻を利用した固化材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-049864
公開番号(公開出願番号):特開2002-362949
出願日: 2002年02月26日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 かき貝殻を原料として石灰を製造し、その石灰を用いて固化材を製造することによりコストを節減でき、環境汚染を防止できるのみならず、天然石灰の代替効果を期待することができるかき貝殻を利用した固化材の製造方法を提供する。【解決手段】 かき貝殻を洗浄して塩分を除去する段階と、前記かき貝殻を加熱して生石灰を生成し、前記かき貝殻を加熱した後水と反応させ消石灰を生成する前処理段階と、これらを粉砕する段階と、粉砕された生石灰や消石灰を所定の粒度に粉末化する分級段階と、前記粉末の中の少なくとも一つと、フライアッシュと高炉スラグの中の少なくとも一つと、石膏とを反応させ、固化させる段階を有している。かき貝殻をリサイクルして軟弱な地盤の改良、トンネル、廃鉱の地下空洞充填材などの建築材料として使用でき、重金属が含有されていなくて賦存資源を節約でき、下水や廃水の汚泥及びスラッジが固形化できて環境汚染を減らせる。
請求項(抜粋):
かき貝殻を洗浄して塩分を除去する段階と、前記塩分が除去されたかき貝殻を加熱させ生石灰を生成し、前記塩分が除去されたかき貝殻を加熱した後、水と反応させ消石灰を生成する前処理段階と、前記生石灰や消石灰を粉砕する段階と、粉砕された生石灰や消石灰を所定の粒度に粉末化する分級段階と、前記生石灰粉末と消石灰粉末の中の少なくとも一つと、フライアッシュと高炉スラグの中の少なくとも一つと、石膏とを反応させ、固化させる固化段階を包含するかき貝殻を利用した固化材の製造方法。
IPC (3件):
C04B 7/24 ZAB ,  C04B 7/345 ,  C04B 7/38
FI (3件):
C04B 7/24 ZAB ,  C04B 7/345 ,  C04B 7/38
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る