特許
J-GLOBAL ID:200903026184766463

内燃機関の燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088112
公開番号(公開出願番号):特開平9-280088
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】エンジンの過渡運転時にインジェクタから噴射される燃料量に過不足が生じることを防止し、エンジンにおける空燃比の悪化を防止すること。【解決手段】燃料供給装置はタンク1の燃料をポンプ2により吐出してインジェクタ6へ圧送し、インジェクタ6を開弁して燃料を噴射することにより、エンジン7へ燃料を供給する。電子制御装置(ECU)30はインジェクタ6から噴射される燃料量を制御すべく、センサ23,25で検出される運転パラメータに基づき、インジェクタ6の開弁時間を制御する。ECU30はインジェクタ6へ圧送される燃料圧力に係る目標値を、センサ23,25で検出される運転パラメータに基づき算出する。ECU30はセンサ22で検出される実際の燃料圧力が目標値と一致するようにポンプ2を制御する。ECU30はエンジン7が加速運転状態にあると判断したとき、実際の燃料圧力と比較される目標値を運転状態の変化を見越して予測的に補正する。
請求項(抜粋):
タンクの中の燃料をポンプにより吐出して内燃機関に設けられたインジェクタへ圧送し、そのインジェクタを開弁して同インジェクタから燃料を噴射することにより内燃機関へ燃料を供給するようにした燃料供給装置であって、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記インジェクタから噴射される燃料量を制御するために、前記検出される運転状態に基づいて前記インジェクタの開弁時間を制御するための第1の制御手段と、前記インジェクタへ圧送される燃料の圧力を検出するための圧力検出手段と、前記燃料圧力に係る目標値を前記検出される運転状態に基づいて算出するための第1の算出手段と、前記検出される燃料圧力が前記算出される目標値と一致するように前記ポンプから吐出される燃料量を制御するための第2の制御手段とを備えた内燃機関の燃料供給装置において、前記検出される運転状態に基づいて前記内燃機関の過渡運転状態を判断するための判断手段と、前記過渡運転状態が判断されたときに、前記第2の制御手段において前記検出される燃料圧力と比較される前記目標値を、前記運転状態の変化を見越して予測的に補正するための第1の補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
IPC (5件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 345 ,  F02D 41/32 ,  F02D 41/34 ,  F02M 37/08
FI (5件):
F02D 41/04 330 B ,  F02D 41/04 345 B ,  F02D 41/32 A ,  F02D 41/34 N ,  F02M 37/08 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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