特許
J-GLOBAL ID:200903026210986264

留置針組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-050292
公開番号(公開出願番号):特開2002-248168
出願日: 2001年02月26日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】【課題】構造の複雑化、大径化を伴わず、簡単な操作で使用後の内針の針先を覆うことができ、廃棄処理等に際し安全性の高い留置針組立体を提供すること。【解決手段】留置針組立体1は、留置針である外針21と外針ハブ22とで構成されたハブ付き外針2と、外針21内に挿入して使用される内針31と内針ハブ32とで構成されたハブ付き内針3と、内針31の針先311を覆うプロテクタ4と、外針ハブ22とプロテクタ4とを連結する連結部材7とを有する。ハブ付き外針2に対しハブ付き内針3を相対的に基端方向に移動すると、プロテクタ4は、内針31に対し相対的に先端方向に移動し、針先311を覆う第2の姿勢に変位する。第2の姿勢のとき、プロテクタ本体5の第1の部位51は、内針31に対して傾斜角度が小さくなり、ブレーキ機能を発揮して、内針31に対する相対的な移動を禁止(阻止)する。
請求項(抜粋):
先端に鋭利な針先を有する内針と、前記内針の基端側に設置された内針ハブと、前記内針が挿入可能な中空の外針と、前記外針の基端側に設置された外針ハブと、前記内針に装着され、かつ前記内針の軸方向に移動可能なプロテクタと、前記外針ハブと前記プロテクタとを連結する連結手段とを備えた留置針組立体において、前記プロテクタは、前記内針が貫通可能な孔が形成された少なくとも一つのブレーキ部を有し、かつ、前記内針の軸方向に移動可能な第1の姿勢から、前記内針の針先を覆った状態で前記内針の軸方向への移動が規制される第2の姿勢へ変形するものであって、前記ブレーキ部は、前記第2の姿勢のとき、該ブレーキ部の長手軸方向と前記内針の軸方向とに形成される角度が第1の姿勢のときより小さくなることによって、前記孔の内周面と前記内針の表面との間の摩擦力を発生または増大させ、前記プロテクタの前記内針の軸方向への移動を規制するものであり、前記連結手段は、前記プロテクタが前記第2の姿勢に変形することによって、前記外針ハブと前記プロテクタとの連結が解除されるものであることを特徴とする留置針組立体。
Fターム (5件):
4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066FF04 ,  4C066LL25 ,  4C066NN07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 安全カバー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-182618   出願人:ジョンソン・アンド・ジョンソン・メディカル・インコーポレイテッド
  • 医療用具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-107032   出願人:川澄化学工業株式会社

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