特許
J-GLOBAL ID:200903026262394896

連続処理型の加熱炉及びこれを用いた炭化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-312398
公開番号(公開出願番号):特開2001-132928
出願日: 1999年11月02日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 加熱効率、原料移送が良好で、小型化、コスト低減化が可能な連続処理型の加熱炉を提供する。【解決手段】 加熱炉は、筒形の炉壁と蓋部とを備えた炉本体と、炉本体によって支持され、炉壁の軸線方向に沿って間隔を開けて並設された複数の中空環状部材と、複数の中空環状部材の各々の内側において炉本体により支持され中空環状部材に沿って回転可能とされ、中空環状部材の周方向に形成されたスリットを経て中空環状部材内に延びる複数の原料移送用羽板部材を備えた回転部材と、複数の中空環状部材を加熱するための加熱手段とを備える。加熱炉において、軸線方向で隣り合う中空環状部材は、それぞれに設けられた対向する開口を備えた連通部を介して互いに連通されており、軸線方向に並ぶ中空環状部材の連通部は、中空環状部材の周方向にずれた位置に設けられている。
請求項(抜粋):
原料を移動経路に沿って移動させつつ連続的に加熱処理を行う連続処理型の加熱炉であって、筒形の炉壁及び該炉壁の上端開口に設けられた蓋部を備えた炉本体と、該炉本体によって支持され、前記炉壁の軸線方向に沿って間隔を開けて並設された複数の中空環状部材であって、各々は前記炉壁の内周面に沿って環状をなす複数の中空環状部材と、前記複数の中空環状部材の各々の内側において前記炉本体により支持され該中空環状部材に沿って回転可能とされた回転部材であって、前記中空環状部材の周方向に形成されたスリットを経て該中空環状部材内に延びる複数の原料移送用羽板部材を備えた回転部材と、該回転部材に連結されて該回転部材を駆動する駆動部と、前記複数の中空環状部材を加熱するための加熱手段と、前記炉本体の上部に設けられ、最上部に位置する前記中空環状部材と連通する原料供給口と、前記炉本体の下部に設けられ、最下部に位置する前記中空環状部材と連通する原料排出口と、を備え、前記軸線方向に並ぶ複数の中空環状部材のうちの隣り合う中空環状部材は、それぞれに設けられた対向する開口を備えた連通部を介して互いに連通されており、該軸線方向に並ぶ中空環状部材の連通部のうちの前記軸線方向に隣り合う連通部は、前記中空環状部材の周方向にずれた位置に設けられていることを特徴とする加熱炉。
IPC (3件):
F23G 7/00 ZAB ,  F23G 7/00 ,  C10B 53/00
FI (3件):
F23G 7/00 ZAB K ,  F23G 7/00 ZAB C ,  C10B 53/00 A
Fターム (2件):
4H012HA03 ,  4H012HA04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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