特許
J-GLOBAL ID:200903026554475722

ライン・プロジェクション導出型コンプトン・カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-163323
公開番号(公開出願番号):特開2002-357661
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】ライン・プロジェクションを測定できるコンプトン・カメラの提供【解決手段】既知エネルギー・ガンマ線源124からのガンマ線を前面検出器126および後面検出器128で、それぞれコンプトン散乱位置、相互作用位置を検出している。ガンマ線源124から、前面検出器126へガンマ線が(θ22)の角度で入射し、前面検出器126でコンプトン散乱(散乱角ω’)が発生して、その散乱ガンマ線が後面検出器128に入射したところを示している。この散乱ガンマ線の飛跡方向は、前面検出器126と後面検出器128のコンプトン散乱位置と相互作用位置を結ぶ直線の方向(θ11)である。この場合、ガンマ線源124は、この直線(θ11)を中心線とする頂角(散乱角)ω’の円錐内の方向にある。これにおいて、積分方程式を立てて解くことにより、ガンマ線源のライン・プロジェクションを求める。
請求項(抜粋):
ガンマ線に対する前面検出器および後面検出器を有する、ガンマ線源を測定するコンプトン・カメラであって、前記前面検出器および後面検出器は、前記ガンマ線源に対する測定開口角が鋭角となるように構成され、前記前面検出器は、前記ガンマ線源から入射したガンマ線によるコンプトン散乱位置を測定でき、前記後面検出器は、前記前面検出器からのコンプトン散乱後のガンマ線の入射位置を測定でき、前記前面検出器および後面検出器による測定値を用いて、前記前面検出器からの前記ガンマ線源のライン・プロジェクションを演算する演算部を備えることを特徴とするライン・プロジェクション導出型コンプトン・カメラ。
Fターム (3件):
2G088EE02 ,  2G088FF04 ,  2G088KK33
引用特許:
審査官引用 (2件)

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