特許
J-GLOBAL ID:200903026575374977

中間階免震建物のエレベータ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-290605
公開番号(公開出願番号):特開2000-118905
出願日: 1998年10月13日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 レベル1の震動に対する変位分散枠の充分な安全性の確保と、有効床面積の縮小の防止とが図れる中間階免震建物のエレベータ構造を提供する。【解決手段】 中間階に免震装置を介在して、上層の上部構造物12を低層の下部構造物14上に免震支持した中間階免震建物に設置するエレベータにおいて、免震装置が介在された免震階を挟んで複数階に亘ってエレベータシャフト4内にフレキシブルな変位分散枠10を設け、これに搬器16のガイドレール等を支持させる。変位分散枠10はその上部構造物に係止させ、変位分散枠10が通る途中階の床は干渉を防止するために変位分散枠10から所定のクリアランスをあけて後退形成し、そのクリアランス部分に変位分散枠10の変位が一定値を超えたときに緩衝して受け止めるショックアブソーバー36とその変位分散枠10の変位を抑制する振れ止めダンパーとを設ける。
請求項(抜粋):
建物の中間階に免震装置を介在し、この免震装置より上層の上部構造物を低層の下部構造物上に免震支持した中間階免震建物に、上下の構造物間を繋いで設置されるエレベータであって、前記免震装置が介在された免震階を挟んで複数階に亘ってそのエレベータシャフト内に、搬器のガイドレールを支持したフレキシブルな変位分散枠がその前記上部構造物に係止されて設けられ、該変位分散枠が通る途中階の床は該変位分散枠との干渉を防止するために所定のクリアランスをあけて後退形成されている中間階免震建物のエレベータ構造において、前記変位分散枠と前記途中階の後退形成された床との間に、変位分散枠の変位が所定値以上になったときに緩衝しながら受け止めるショックアブソーバーを設けたことを特徴とする中間階免震建物のエレベータ構造。
IPC (5件):
B66B 7/00 ,  B66B 5/02 ,  B66B 7/02 ,  E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 351
FI (5件):
B66B 7/00 A ,  B66B 5/02 F ,  B66B 7/02 J ,  E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 351
Fターム (5件):
3F304CA04 ,  3F304DA01 ,  3F305AA01 ,  3F305BA07 ,  3F305BD08
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 中間免震建物用エレベーター昇降路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-057360   出願人:株式会社日立製作所, 日立水戸エンジニアリング株式会社, 大成建設株式会社
  • エレベーター装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-008941   出願人:株式会社日立製作所, 日立水戸エンジニアリング株式会社
  • 免震建物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-346789   出願人:大成建設株式会社
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