特許
J-GLOBAL ID:200903026843377240
波長可変レーザ光発生方法およびその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255179
公開番号(公開出願番号):特開平10-107377
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 同位体分離、大気環境計測及び分光計測等で使われる波長可変レーザ装置を小型で低コストにする。【解決手段】 波長可変レーザ装置は、レーザ光を発振するレーザダイオード3と、可動回折格子53を含む外部共振器5とを備えるとともに、回折格子53の回転角Δθを設定できる第1のアクチュエータ71と、回折格子53の並進移動量ΔL2 を設定できる第2のアクチュエータ72と、レーザダイオード3の駆動電流値を設定制御できる制御電源73と、第1のアクチュエータ71、第2のアクチュエータ72、及び制御電源73をそれぞれ駆動制御できる制御手段9を備えている。
請求項(抜粋):
レーザ光を発振するレーザダイオードと、可動回折格子を含む外部共振器とを備えたレーザ装置によって波長可変レーザ光を発生する方法において、前記外部共振器長さに対する前記可動回折格子の並進移動量及び前記可動回折格子の回転角を、前記外部共振器長、前記レーザダイオードを駆動する駆動電流変化量、レーザ発振波長、前記可動回折格子の溝間隔との間で数式1を満足するように設定することにより波長可変レーザ光を発生できることを特徴とする波長可変レーザ光発生方法。【数1】ΔL2 =L2 ・β・ΔI/λ0Δθ=sin-1〔(λ0 +β・ΔI)/2d〕-sin-1(λ0 /2d)但し、λ0 はレーザー発振波長、L2 は外部共振器長、ΔL2 は外部共振器長L2 に対する並進移動量、Δθは回折格子の回転角、ΔIはレーザダイオードの駆動電流の変化量、βはレーザダイオードの駆動電流に対する波長の変化分を決めるレーザダイオード素子固有の比例定数、dは回折格子の溝間隔である。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: