特許
J-GLOBAL ID:200903026866723456

電磁誘導加熱装置、定着装置及び電磁誘導加熱装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮川 清 ,  宮川 貞二 ,  松村 博之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-330243
公開番号(公開出願番号):特開2005-100699
出願日: 2003年09月22日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 励磁コイルがつくる磁束によって薄い導電性層に電流を誘導し、発熱させるものとし、被加熱体を所定の温度に加熱維持するとともに、励磁コイルに供給する電流値及び周波数を小さく設定して効率よく安定した加熱を行う。【解決手段】 励磁コイル13bによって作られる磁束の量が段階的に変化するように、電流値と周波数とを組み合わせた設定値を予め複数設定しておき、被加熱体の温度を温度検出装置16で検出して、励磁コイルへの電流の供給によって検出値が上昇するときには、設定値を磁束の量が一段階減少するように切り換える。また、検出温度が制御上限値を超える場合には電流の供給を一時停止する。一方、励磁コイルに電流を供給しても検出温度が低下するときには、発生する磁束の量が増加するように設定値を切り換える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
交番する電流が供給される励磁コイルと、 前記励磁コイルの近くに配置され、該励磁コイルがつくる磁束が通過する磁性コアと、 導電性の薄い層を有し、前記励磁コイルがつくる磁束によって前記導電性層に誘導される電流で発熱する発熱体と、 前記励磁コイルに電流を供給する電源と、 該電源から出力される電流値及び該電流の周波数を制御する制御装置と、 前記発熱体の温度又は該発熱体から熱移動がある部材の温度を検出する温度検出装置とを備え、 前記制御装置は、 前記励磁コイルによって作られる磁束の量が段階的に変動するように、電流値と周波数とを組み合わせて設定された複数の設定値が記憶されており、 前記温度検出装置で検出された温度が、所定の基準温度を上回った後、交番電流の供給によって検出温度の上昇があるときには、前記設定値を、発生する磁束の量が少なくなる設定値に切り換え、 前記温度検出装置で検出された温度が、交番電流を継続して供給しても検出温度が低下するときには、前記設定値を、発生する磁束の量が多くなる設定値に切り換えるものであることを特徴とする電磁誘導加熱装置。
IPC (3件):
H05B6/06 ,  G03G15/20 ,  H05B6/14
FI (4件):
H05B6/06 393 ,  G03G15/20 101 ,  G03G15/20 109 ,  H05B6/14
Fターム (24件):
2H033AA13 ,  2H033BA25 ,  2H033BA30 ,  2H033BB18 ,  2H033BB38 ,  2H033BE06 ,  2H033CA07 ,  2H033CA27 ,  2H033CA48 ,  3K059AA08 ,  3K059AB28 ,  3K059AC07 ,  3K059AC12 ,  3K059AC33 ,  3K059AD02 ,  3K059AD03 ,  3K059AD34 ,  3K059CD03 ,  3K059CD06 ,  3K059CD09 ,  3K059CD10 ,  3K059CD13 ,  3K059CD37 ,  3K059CD39
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-044394   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 定着装置およびそれを用いた画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-028473   出願人:京セラミタ株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-344202   出願人:富士ゼロックス株式会社
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る