特許
J-GLOBAL ID:200903026899077096

保安機構付金属蒸着フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-241375
公開番号(公開出願番号):特開2000-208360
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】保安機能と耐用性を両立できる保安機構付金属蒸着フィルムコンデンサを提供すること。【解決手段】2枚の金属蒸着フィルムのうちの少なくとも一方は、フィルムの一方の側縁に長さ方向に連続して形成されている連続金属蒸着部にヒューズ部を介して連通しており、周囲を非蒸着部で囲まれている分割電極がフィルムの長さ方向に分割して形成されている金属蒸着フィルムからなり、分割電極はフイルムの一側縁部にその長さ方向に設けられた連続マージンと、この連続マージンに交叉する線状横マージンと、フィルムの他端縁部に設けられ、線状横マージンとそのほぼ中央部で結合する縦マージンとによって区画され、ヒューズ部は各縦マージンの間に狭い金属蒸着部分を形成することによって形成されている。
請求項(抜粋):
2枚の長尺の金属蒸着フィルムを重ねあわせ、巻回して形成されている扁平型コンデンサであって、該2枚の金属蒸着フィルムのうちの少なくとも一方は、フィルムの一方の側縁に長さ方向に連続して形成されている連続金属蒸着部にヒューズ部を介して連通しており、周囲を非蒸着部で囲まれている分割電極がフィルムの長さ方向に分割して形成されている金属蒸着フィルムからなり、分割電極はフイルムの一側縁部にその長さ方向に設けられた連続マージンと、この連続マージンに交叉する線状横マージンと、フィルムの他端縁部に設けられ、線状横マージンとそのほぼ中央部で結合する縦マージンとによって区画され、ヒューズ部は各縦マージンの間に狭い金属蒸着部分を形成することによって形成されており、以下の条件を満たす保安機構付扁平型金属蒸着フィルムコンデンサ。(a)ヒューズ部を隣接する縦マージン先端部が平行になるよう配置することによって構成し、かつヒューズ部を構成する縦マージン間の最短距離b(単位mm)が0.3≦b≦0.7の範囲にあること。(b)横マージンの幅Y(単位mm)が0.2≦Y≦2.0の範囲にあること。(c)コンデンサの金属蒸着フィルムシートを130°C雰囲気下に置き、JIS C23197.8による絶縁破壊電圧の測定方法に準じた測定により得られる130°C雰囲気における絶縁破壊電圧(単位V)を金属蒸着フィルムの厚さ(単位μm)で除した値V(単位V/μm)と、横マージンの幅Y(単位mm)との関係が、Y≧-0.012V+5.3であること。
FI (2件):
H01G 4/24 301 F ,  H01G 4/24 301 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • フィルムコンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-108849   出願人:日立エーアイシー株式会社
  • フィルムコンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-253502   出願人:三菱伸銅株式会社

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