特許
J-GLOBAL ID:200903026909532811

バックル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-330817
公開番号(公開出願番号):特開2003-125811
出願日: 2001年10月29日
公開日(公表日): 2003年05月07日
要約:
【要約】【課題】 タングプレートを装置本体内に挿入したことを確実に検出できる検出機構を有するバックル装置を得る。【解決手段】 バックル装置210内には永久磁石352とGMR素子354とが設けられていると共に、バックル装置210のイジェクタ234にはレバー374を介して遮蔽板378が設けられている。係合片258が貫通孔338に係合可能な位置まで挿入されたタングプレート330がイジェクタ234を押圧移動させると、遮蔽板378が永久磁石352とGMR素子354との間に介在して、永久磁石352からGMR素子354へ向かう磁力線を遮蔽する。これにより、GMR素子354を横切る磁力線が極端に減少して、GMR素子354の電気抵抗値が急激且つ大幅に変化する。
請求項(抜粋):
所定の収納部位から引き出されて車両乗員の身体に装着されることで前記車両乗員の身体を拘束するウエビングベルトに取り付けられたタングプレートを挿入可能な装置本体と、前記装置本体の内部に挿入された前記タングプレートに対して接離移動可能で、前記タングプレートに対する接近移動により前記タングプレートへ係合して前記装置本体へ挿入される際のタングプレートの挿入方向とは反対の抜取方向への前記タングプレートの移動を制限するラッチと、前記装置本体に設けられると共に、強磁性体により薄膜状に形成された強磁性体層と非磁性体により薄膜状に形成された非磁性体層とを交互に複数積層することにより形成された素子本体を含めて構成された巨大磁気抵抗素子と、前記装置本体に設けられて周囲に所定の磁界を形成すると共に、前記挿入方向に対して傾斜した方向で巨大磁気抵抗素子に対向して設けられた永久磁石と、前記装置本体に挿入された前記タングプレートに直接或いは間接的に係合し、当該係合状態で前記タングプレートの移動に連動して移動可能に前記装置本体に設けられ、前記ラッチの係合が可能な位置までの前記タングプレートの移動状態で前記巨大磁気抵抗素子と前記永久磁石との間に介在して前記永久磁石から前記巨大磁気抵抗素子へ向かう磁力線を遮蔽する遮蔽部材と、を備えるバックル装置。
Fターム (3件):
3B090BC05 ,  3B090BC22 ,  3B090BC27
引用特許:
審査官引用 (2件)

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