特許
J-GLOBAL ID:200903026918661080
インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩橋 文雄
, 内藤 浩樹
, 永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-160495
公開番号(公開出願番号):特開2007-326323
出願日: 2006年06月09日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】大気中の水分の影響による圧電素子の破壊やショートを防止でき、耐久性の高いインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置を得る。【解決手段】圧力室毎に圧電素子が形成されたヘッド基板2と、圧電素子に接続されたフレキシブルプリント配線板3と、を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、フレキシブルプリント配線板を挿通させ、一方の開口部がヘッド基板の振動板が設けられた他方の面の外周部に低透湿性接着剤で接着された筒状筐体5と、前記筒状筐体内に収容された吸湿剤6と、フレキシブルプリント配線板を挿通させるスリット部9が形成され、スリット部を通してフレキシブルプリント配線板を筒状筐体の外部へ引出した状態で、筒状筐体の他方の開口部を塞ぐ蓋部材6と、を備え、スリット部とフレキシブルプリント配線板、及び、蓋部材の外周部と筒状筐体の他方の開口部が低透湿性の紫外線硬化型接着剤により接着シールされている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
一方の面にインク滴を吐出する複数のノズルが形成され、内部に前記各ノズルに連通する複数の圧力室が形成され、他方の面に前記圧力室の壁の一部を構成する振動板が設けられ、前記振動板の外側面に前記圧力室毎に圧電素子が形成されたヘッド基板と、
前記圧電素子に接続され、該圧電素子に駆動信号を送るフレキシブルプリント配線板と、を備え、
前記圧電素子により前記振動板を振動させて前記圧力室内に圧力を発生させ、該圧力により前記ノズルからインク滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記フレキシブルプリント配線板を挿通させ、一方の開口部が前記ヘッド基板の振動板が設けられた他方の面の外周部に低透湿性接着剤で接着された筐体と、
前記筐体内に収容された吸湿剤と、
前記フレキシブルプリント配線板を挿通させるスリット部が形成され、該スリット部を通して前記フレキシブルプリント配線板を前記筐体の外部へ引出した状態で、前記筐体の他方の開口部を塞ぐ蓋部材と、を備え、
前記スリット部とフレキシブルプリント配線板、及び、前記蓋部材の外周部と前記筐体の他方の開口部が低透湿性の紫外線硬化型接着剤により接着シールされたことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (2件):
FI (1件):
Fターム (7件):
2C057AF67
, 2C057AG44
, 2C057AG91
, 2C057AK20
, 2C057AN05
, 2C057AP25
, 2C057BA14
引用特許: