特許
J-GLOBAL ID:200903026957145005

エレベーターの主ロープ診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 武 顕次郎 ,  小林 一夫 ,  鈴木 市郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-213257
公開番号(公開出願番号):特開2006-027888
出願日: 2004年07月21日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】主ロープの曲げ回数を、各かご位置毎での各主ロープ位置に対してシーブを通過する回数から各主ロープ位置における曲げ回数を正確に求めて曲げによる寿命回数を正確に推定することおよびかご質量と釣合い錘の質量バランスによる発生張力比によるシーブ部での主ロープ磨耗劣化を考慮した主ロープ劣化位置を特定するエレベーターの主ロープ診断装置を得ること。【解決手段】かご3の位置から求められるシーブ5およびプーリーまでの主ロープ2の位置を所定の主ロープ長さ毎に区分しシーブ5の通過回数および停止回数を曲げ回数演算手段8aと、かご速度から得られる加速度と積載質量より主ロープ2に発生する張力を計算する張力演算手段8dを備え、前記かご位置データ毎の主ロープ曲げ回数と主ロープ張力から最も劣化する位置を演算する主ロープ劣化位置推定手段8eを備えたことで達成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エレベーター用の主ロープの寿命を診断するエレベーターの主ロープ診断装置において、 エレベーターの機器仕様によりあらかじめ求められるかご質量と釣合い錘質量と、昇降路行程から求められる主ロープ長さとロープ単位質量から求める主ロープ質量と、エレベーター稼動に求められるかご位置データとかご速度データと停止階床毎の起動回数データおよびかご起動時の積載質量データとを記憶する手段と、かご位置から求められるシーブまでのロープ位置を所定のロープ長さ毎に区分し、シーブの通過回数および停止回数を記憶する曲げ回数演算手段と、かご速度から得られる加速度と積載質量より主ロープに発生する張力を計算する張力演算手段を備え、前記かご位置データ毎の主ロープ曲げ回数と主ロープ張力から最も劣化する位置を演算する主ロープ劣化位置推定手段を備えたことを特徴とするエレベーターの主ロープ診断装置。
IPC (1件):
B66B 7/12
FI (1件):
B66B7/12 Z
Fターム (2件):
3F305BB02 ,  3F305BC36
引用特許:
出願人引用 (3件)

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