特許
J-GLOBAL ID:200903027096420758

エアゾール式液体噴出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-155184
公開番号(公開出願番号):特開平11-321943
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 エアゾール式液体噴出容器廃棄時における、残存ガス放出を容易に行うと共に、該容器分別回収を行うための肩カバー取外しが容易に行えるよう設けた。【解決手段】 容器体1頂壁を貫通して起立するステム5上部に嵌合させた押下げヘッド外周壁の左右両部に摺動子9,9を付設し、かつ容器体上部へ嵌合させた肩カバー11から、容器体胴部上端から起立する環状突部4内面へ嵌合させ垂設した内筒15内面に垂直面17と、水平下面18と、傾斜下面19とを連続して有する一対のカム20,20 を付形し、押下げヘッドを吐出弁開弁位置まで押下げ、かつ正回動方向へ回すことで摺動子9が水平下面18へ係合して吐出弁開弁状態を保ち、更に正回動方向へ回すと摺動子が傾斜下面19を介して肩カバー内筒15を環状突部4から離脱可能とした。
請求項(抜粋):
胴部周壁の上端部から断面円形の環状突部4を起立すると共に、頂壁3中央部を貫通してステム5を上方付勢させて起立し、該ステム下端にステム下降により開弁しかつ復帰により閉弁する吐出弁を設けた金属製容器体1と、上記ステムの上端部に嵌合させたノズル孔付きの合成樹脂製押下げヘッド7と、該押下げヘッドを上下動自在に挿通させた透孔12を中央部に有する天板13外周から外筒14を、かつ天板内周部から内筒15を、それぞれ垂下し、外筒下端を胴部の上部外面へ、かつ内筒15を環状突部4の内周面へ、それぞれ嵌合させ、更に内筒下端外面に周設した係合突条16を環状突部の内面下部へ係合させた合成樹脂製の肩カバー11とからなるエアゾール式液体噴出容器において、上記押下げヘッドの外周壁8を内筒15内まで垂下して、内筒上部内に位置する外周壁8の左右両部外面に摺動子9,9を付設し、又内筒内面の対向位置に垂直面17と、該垂直面下端面から正回動方向へ延びる水平下面18と、該水平下面先端から斜下先方へ延びる傾斜下面19とを有する一対のカム20,20 を付設し、上記摺動子は垂直面に沿って上下動可能に押下げヘッドを内筒15に対して位置決めして、押下げヘッドをほぼ下限位置まで押下げかつ正回動方向へ回すことで、摺動子上面が水平下面18に係合し、更に正回動方向へ回すことで摺動子が傾斜下面19を介して肩カバー11を押上げて、係合突条16が環状突部の内面下部から上方へ抜出し可能に形成したことを特徴とするエアゾール式液体噴出容器。
IPC (2件):
B65D 83/14 ,  B05B 9/04
FI (2件):
B65D 83/14 F ,  B05B 9/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る