特許
J-GLOBAL ID:200903027183206339

反強誘電性液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151833
公開番号(公開出願番号):特開平9-050049
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 アクティブマトリクスタイプの反強誘電性液晶表示素子に、明確な階調表示を行なわせることである。【解決手段】 アクティブマトリクス方式の液晶表示素子に、液晶分子の配列状態が互いに異なる第1と第2の強誘電相と反強誘電相を有する。印加電圧の極性と大きさに応じて、微小領域単位で、第1又は第2の配向状態にある液晶分子の一部が第2又は第1の配向状態に変化する。また、印加電圧の極性と大きさに応じて、各微小領域内の液晶分子がコーンに沿って移動し、そのチルトが変化する。液晶分子のチルトは印加電圧に対応するため、ダイレクタは印加電圧に応じて連続的に変化し、無数の光学的中間状態を生成する。また、ヒステリシスも小さい。従って、この液晶表示素子を駆動することにより、明確な階調表示が可能となる。
請求項(抜粋):
対向する一対の基板の一方に画素電極を、他方の基板に前記画素電極に対向する対向電極をそれぞれ形成し、前記一対の基板間に、スメクチックCA*相の液晶から構成され、印加電圧に応じて、相転移前駆現象により液晶分子が所定のコーンに沿って移動することにより、印加電圧に応じてダイレクタが連続的に変化する反強誘電性液晶を封入し、階調表示を可能としたことを特徴とする反強誘電性液晶表示素子。
IPC (2件):
G02F 1/141 ,  G02F 1/1335 510
FI (2件):
G02F 1/137 510 ,  G02F 1/1335 510
引用特許:
審査官引用 (11件)
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