特許
J-GLOBAL ID:200903027201769036

臭化リチュウム吸収式冷凍機の運転制御方法、および同運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004502
公開番号(公開出願番号):特開2000-205692
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 臭化リチュウム吸収式冷凍機の冷熱負荷が急激に減少しても、臭化リチュウム結晶の析出や冷水の凍結を生じないようにする。【解決手段】 冷水出口(矢印a)の温度を検出する冷水温度センサ12を設け、この検出温度が、正常温度よりも低い所定温度まで降下するとバーナー2の燃焼を停止し、上記所定温度よりもさらに低い所定温度まで低下すると冷却水ポンプ4の運転を停止し、上記所定温度よりもさらに低い所定温度まで低下すると冷媒ポンプ7を停止する。バーナー2の燃焼停止によって冷熱発生の原動力供給が停止され、冷却水ポンプ4の停止によって冷凍サイクルからの熱搬出が停止されるので、結晶の析出や冷水の凍結が防止される。
請求項(抜粋):
高温再生器内の臭化リチュウム水溶液を加熱して冷媒蒸気を発生させるバーナーと、該高温再生器で発生した冷媒蒸気を冷却して液化させる凝縮器と、上記の凝縮器および後述する吸収器に冷却水を循環供給する冷却水ポンプと、前記凝縮器で液化した冷媒を蒸発させて冷水を降温させる蒸発器と、上記蒸発器に対して冷水を循環供給する冷水ポンプと、上記蒸発器の中で冷媒を循環させて該蒸発器内の上部空間にシャワー状に噴射する冷媒ポンプと、前記高温再生器で冷媒蒸気を発生せしめることによって濃縮された臭化リチュウム水溶液に冷媒を吸収させて稀釈する吸収器と、稀釈された臭化リチュウム水溶液を吸入吐出して溶液熱交換器を経て高温再生器および低温再生器に循環供給する溶液循環ポンプとを具備していて、前記の蒸発器内を流通して冷却された冷水が、前記冷水ポンプによって多数のファンコイルユニットに循環供給される構造の臭化リチュウム吸収式冷凍機の運転を制御する方法において、定格運転状態における冷水の正常温度をT0とし、T0よりも低い、管理用の温度T1を設定するとともに、上記の温度T1よりもさらに低く、かつ氷点温度よりも高い管理用の温度T2を設定しておき、前記冷水の温度を検知して監視しつつ当該臭化リチュウム吸収式冷凍機の運転を継続し、冷熱負荷の減少により冷水の温度が降下して温度T1に達したら、前記バーナーの燃焼を停止し、さらに冷水の温度が降下して温度T2に達したら、前記冷却水ポンプの運転を停止し、上記のようにしてバーナーの燃焼と冷却水ポンプの運転とを停止した後も、前記冷媒ポンプ、冷水ポンプおよび溶液循環ポンプの運転を継続することを特徴とする、臭化リチュウム吸収式冷凍機の運転制御方法。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00
FI (2件):
F25B 15/00 306 A ,  F25B 15/00 306 Z
Fターム (19件):
3L093AA01 ,  3L093BB11 ,  3L093BB22 ,  3L093BB31 ,  3L093BB32 ,  3L093CC01 ,  3L093CC03 ,  3L093DD09 ,  3L093EE09 ,  3L093EE17 ,  3L093EE21 ,  3L093GG02 ,  3L093HH08 ,  3L093HH12 ,  3L093HH14 ,  3L093JJ04 ,  3L093JJ06 ,  3L093KK05 ,  3L093LL03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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