特許

J-GLOBAL ID：200903027300325646

直動型電磁弁

発明者： 高山 昌男 ,  桑谷 敏則
出願人/特許権者： 株式会社ケーヒン
代理人 (1件)： 池田 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-100685
公開番号（公開出願番号）：特開平11-280941
出願日： 1998年03月27日
公開日（公表日）： 1999年10月15日
要約：

【要約】【目的】 小型で経済性の高い直動型電磁弁を提供する。【構成】 主弁体12は、弁座2を開閉する主弁部12Eと、副弁座12Gを備えた副流路16とを有する。副弁体10は、可動コア8と一体形成され副弁部10Bを備える。主弁操作部材11は、主弁体12と一体的に形成され、可動コア8の非動作時から可動コア8の一定吸引方向移動初期領域の間に、副弁体10に対して可動コア8の吸引移動方向側に間隙Aを有し、一方、可動コア8の一定吸引方向移動初期領域以後の移動領域において、副弁体10に係止されて、副弁体10と同期して移動する。

請求項（抜粋）：

弁本体が弁座にて上流側流路と下流側流路とに区分され、前記弁座が、電磁装置の可動コアと同期的に移動する弁部にて開閉される直動型電磁弁において、弁座2に臨み、上流側流路3内にあって弁座2を開閉する主弁部12Eと、上流が上流側流路3に臨んで開口し、下流が弁座2の内方に臨んで開口するとともに副弁座12Gを備えた副流路16と、を有する主弁体12と;可動コア8と一体的に形成され、副弁座12Gを開閉する副弁部10Bを備えた副弁体10と;主弁体12と一体的に形成され、可動コア8の非動作時から可動コア8の一定吸引方向移動初期領域の間に、副弁体10に対して可動コア8の吸引移動方向側に間隙Aを有し、一方、可動コア8の一定吸引方向移動初期領域以後の移動領域において、副弁体10に係止されて、副弁体10と同期して移動する主弁操作部材11と;を備え、可動コア8の非動作時において、主弁体12は、主弁操作部材11を介して可動コア8に押圧されて主弁部12Eが弁座2を閉塞保持するとともに副弁体10の副弁部10Bが副弁座12Gを閉塞保持し、可動コア8の非動作時から可動コア8の一定吸引方向移動初期領域の間において、主弁体12は、上流側流路3内の流体圧力にて主弁部12Eが弁座2を閉塞保持するとともに副弁体10は間隙Aに相当して可動コア8と同期的に移動して副弁部10Bが副弁座12Gを開放保持し、一方、可動コア8の一定吸引方向移動初期領域以後の移動領域において、副弁体10は、副弁部10Bにて副弁座12Gを開放保持した状態で可動コア8と同期的に移動し、主弁体12は、主弁操作部材11を介して副弁体10と同期的に移動し、主弁部12Eにて弁座2を開放保持したことを特徴とする直動型電磁弁。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 電磁弁
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-213691   出願人：日電工業株式会社
• 電磁弁
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-054879   出願人：株式会社神菱
• 車両用パイロット式制御弁
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-019253   出願人：愛三工業株式会社