特許
J-GLOBAL ID:200903027391900443
ニッケル水素蓄電池
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
長門 侃二
, 山中 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-264613
公開番号(公開出願番号):特開2007-149647
出願日: 2006年09月28日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】長期に亘り自己放電及が抑制されるとともに、作動電圧の低下も抑制されるニッケル水素蓄電池を提供する。【解決手段】ニッケル水素蓄電池の正極板3は、水酸化ニッケル粒子18と、コバルトの平均価数が2価よりも大のコバルト化合物を主体とする被覆層19と、Nb系粒子15及びY系粒子16とを含む。負極板4は、一般式:((PrNd)αLn1-α)1-βMgβNiγ-δ-εAlδTε(式中、Ln及びTは、La等又はV等よりなる群から選ばれる少なくとも1種をそれぞれ表し、添字α,β,γ,δ,εは、0.7<α,0.05<β<0.15,3.0≦γ≦4.2,0.15≦δ≦0.30,0≦ε≦0.20を満たす数を表す)で示される組成を有し、且つ、Coの含有率が2.0質量%以下である水素吸蔵合金を含む。セパレータ5はスルホン基を有する繊維を含み、アルカリ電解液は水酸化ナトリウムを溶質の主体として含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
容器内に、正極板、負極板及びセパレータを巻回してなる電極群をアルカリ電解液とともに備えるニッケル水素蓄電池において、
前記正極板は、
水酸化ニッケル粒子と、
前記水酸化ニッケル粒子の表面の少なくとも一部を被覆し、コバルトの平均価数が2価よりも大のコバルト化合物を主体とする被覆層と、
前記水酸化ニッケル粒子間に分布され、Nb及びYを含有する添加剤と
を含み、
前記負極板は、一般式:
((PrNd)αLn1-α)1-βMgβNiγ-δ-εAlδTε
(式中、Lnは、La,Ce,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Ca,Sr,Sc,Y,Ti,Zr及びHfよりなる群から選ばれる少なくとも1種を表し、Tは、V,Nb,Ta,Cr,Mo,Mn,Fe,Co,Zn,Ga,Sn,In,Cu,Si,P及びBよりなる群から選ばれる少なくとも1種を表し、添字α,β,γ,δ,εは、それぞれ、0.7<α,0.05<β<0.15,3.0≦γ≦4.2,0.15≦δ≦0.30,0≦ε≦0.20を満たす数を表す)
で示される組成を有し、且つ、Coの含有量が2.0質量%以下である水素吸蔵合金を含み、
前記セパレータはスルホン基を有する繊維を含み、
前記アルカリ電解液は水酸化ナトリウムを溶質の主体として含む
ことを特徴とするニッケル水素蓄電池。
IPC (11件):
H01M 10/30
, H01M 4/32
, H01M 4/24
, H01M 4/38
, H01M 4/52
, H01M 2/16
, H01M 4/66
, C22C 19/00
, B22F 1/00
, H01M 4/62
, H01M 10/28
FI (11件):
H01M10/30 A
, H01M4/32
, H01M4/24 J
, H01M4/38 A
, H01M4/52
, H01M2/16 P
, H01M4/66 A
, C22C19/00 F
, B22F1/00 M
, H01M4/62 C
, H01M10/28 A
Fターム (39件):
4K018AA08
, 4K018BD07
, 4K018GA04
, 4K018HA08
, 4K018KA38
, 5H017AA02
, 5H017AS10
, 5H017BB16
, 5H017CC05
, 5H017DD05
, 5H017EE04
, 5H017HH03
, 5H021CC02
, 5H021EE18
, 5H028AA05
, 5H028AA06
, 5H028BB10
, 5H028CC12
, 5H028EE01
, 5H028EE10
, 5H028FF05
, 5H028HH00
, 5H028HH01
, 5H028HH02
, 5H050AA02
, 5H050AA09
, 5H050BA14
, 5H050CA03
, 5H050CB16
, 5H050DA06
, 5H050DA13
, 5H050DA19
, 5H050EA02
, 5H050EA12
, 5H050FA05
, 5H050FA18
, 5H050HA01
, 5H050HA02
, 5H050HA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (13件)
全件表示
前のページに戻る