特許
J-GLOBAL ID:200903027625434611

遊水室を有する水域構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 信之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-178568
公開番号(公開出願番号):特開2002-371529
出願日: 2001年06月13日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 消波効果に優れた水域構造物を提供する。【解決手段】 上部不透過壁体構成部材6を継手5a、5bで接続して構成された不透過壁体8の前面の所定位置に、上部透過壁体構成部材2を継手1a、1bで接続して構成されかつ通水用スリット3を有する上部透過壁体4と、消波効果を発現するのに必要な遊水室22とが設けられているので消波効果を発揮でき、反射波高を低減することができる。また、後方杭17と斜材14が不透過壁体8の背後に配置されているので、水平方向の耐荷機能が優れている。
請求項(抜粋):
少なくとも水底地盤13の地盤面下の所定位置から水面下の所定位置まで連続して継手1a、1bを備えた多数の上部透過壁体構成部材2が、前記継手1a、1bを嵌合させて水底地盤13に打設等の手段で配置され、嵌合された継手1a、1bの上方に通水用スリット3を有する上部透過壁体4が構成され、前記上部透過壁体構成部材2の頭部が構造物延長方向連結材30で連結され、前記上部透過壁体4と所定距離を隔てた背後側の位置において、継手5a、5bを備えた多数の上部不透過壁体構成部材6が、前記継手5a、5bを嵌合させて水底地盤13に打設等の手段で配置されて不透過壁体8が構成され、前記上部不透過壁体構成部材6の頭部が構造物延長方向連結材31で連結され、前記不透過壁体8と所定距離を隔てた背後側の位置において、後方杭17が水底地盤13に打設等の手段で配置され、前記不透過壁体8の頭部と前記後方杭17が連結され、前記不透過壁体8の背後に裏埋材20が適宜高さまで配置されていることを特徴とする遊水室を有する水域構造物。
IPC (3件):
E02B 3/06 ,  E02D 5/04 ,  E02D 27/52
FI (3件):
E02B 3/06 ,  E02D 5/04 ,  E02D 27/52 A
Fターム (7件):
2D018BA16 ,  2D046DA62 ,  2D049EA03 ,  2D049FB03 ,  2D049FB14 ,  2D049FC02 ,  2D049FE07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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