特許
J-GLOBAL ID:200903027706807943

車輪支持用ハブユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079898
公開番号(公開出願番号):特開平10-272903
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 軸部材2に対して内輪3を抑え付ける為のかしめ部9aに、亀裂、バリ等の損傷が発生する事を防止する。【解決手段】 上記かしめ部9aは、軸部材2の内端部に形成した、先端に向かう程肉厚が小さくなる円筒部8aを、直径方向外方に広げる様に塑性変形させる事により形成する。かしめ部9aを形成する為に要する力を低減し、上記損傷を発生しにくくし、しかもかしめ部9aによる内輪3の支持力を確保する。
請求項(抜粋):
一端部外周面に第一のフランジを形成した軸部材と、この軸部材の中間部外周面に、直接又はこの軸部材とは別体の内輪を介して形成した第一の内輪軌道と、上記軸部材の他端部に形成された、この第一の内輪軌道を形成した部分よりも外径寸法が小さくなった段部と、外周面に第二の内輪軌道を形成して上記段部に外嵌された内輪と、内周面に上記第一の内輪軌道に対向する第一の外輪軌道及び上記第二の内輪軌道に対向する第二の外輪軌道を、外周面に第二のフランジを、それぞれ形成した外輪と、上記第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記軸部材の他端部で少なくとも上記段部に外嵌した内輪よりも突出した部分に形成した円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部により、上記段部に外嵌した内輪をこの段部の端面に向け抑え付けて、この段部に外嵌した内輪を上記軸部材に結合固定した車輪支持用ハブユニットに於いて、上記円筒部の肉厚は、この円筒部を直径方向外方にかしめ広げる以前の状態で先端縁に向かう程小さくなっており、且つ、この円筒部を直径方向外方にかしめ広げる事により構成して、上記段部に外嵌した内輪の端面を抑え付けるかしめ部の肉厚は、上記円筒部の基端部の肉厚に対し、先端に向かうに従って漸減する事を特徴とする車輪支持用ハブユニット。
IPC (2件):
B60B 27/02 ,  F16C 33/60
FI (2件):
B60B 27/02 C ,  F16C 33/60

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