特許
J-GLOBAL ID:200903027735780647
ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184741
公開番号(公開出願番号):特開平8-088856
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 階層符号化において、クラス分類適応予測により予測値を生成する時に、クラス予測係数を格納するためのメモリの容量の低減を図る。【構成】 第1階層の画像信号から、間引きフィルタ2、3、4によって、画素数が1/4、1/16、1/64とそれぞれ減少された第2、第3および第4階層の画像信号が形成される。第4階層の画像信号と、減算器5、6、7からの差分信号とが伝送される。予測信号は、予測器41、42、43で形成される。これらの予測器は、予め学習によっで獲得されたテーブルを含む。このテーブルは、クラス毎に予測係数、予測値、または正規化予測値が規定されたものである。クラス決定時には、クラス予測係数と参照画素の値との線形1次結合により注目画素に関して予測値を形成する。全クラスについて計算された予測値と所定の画素の真値との誤差の中の最小値を検出する。この最小値と対応するクラスが注目画素のクラスとして決定される。
請求項(抜粋):
第1階層の画像信号よりも画素数が減少された第2階層の画像信号を形成するための手段と、上記第2階層の画像信号から上記第1階層の画像信号を予測するための予測手段と、上記第1階層の画像信号と上記予測手段からの予測値との差分値を生成するための手段と、上記第2階層の画像信号および上記差分値を伝送するための手段とからなり、上記予測手段は、クラス毎に複数のクラス予測係数が予め格納されたテーブルを有し、上記第2階層の画像信号中に含まれ、注目画素に対して空間的および/または時間的に近傍の複数の参照画素と上記テーブルからのクラス予測係数の1次結合により、上記第2階層の画像信号の注目画素データの予測値を形成し、上記注目画素の真値と最も近い上記予測値を生じさせる上記クラス予測係数に対応するクラスを選択して、上記注目画素のクラスとするクラス分類手段と、上記決定されたクラス毎に注目画素に関する上記予測値を作成するためのデータ予測係数を発生するための予測係数発生手段と、上記第2階層の画像信号と上記予測係数発生手段からのデータ予測係数に基づいて、上記注目画素に関する上記予測値を生成するための演算手段とを有することを特徴とするディジタル画像信号の階層符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/32
, H03M 7/36
, H04N 1/41
引用特許:
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