特許
J-GLOBAL ID:200903027782654013

トナー画像定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258883
公開番号(公開出願番号):特開平11-095604
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 待機時におけるフリッカの発生を良好に抑制することのできるトナー画像定着装置の提供。【解決手段】 画像形成時には、定着用ヒータの温度(A)がtaからtbまで上昇する間、ヒータへの通電(B)をONする。上記温度がtbに達すると、その温度がtaに下がるまでヒータへの通電をOFFする。そして、時刻t0 にて画像形成モードから待機モードに切り替わったとすると、上記ta〜tbより低くて広い変動幅ta′〜tb′に定着用ヒータの温度(A)を制御する。このため、待機時におけるヒータへの通電(B)のON/OFFを切り換える回数は、画像形成時に比べて大幅に減らすことができる。すると、定着用ヒータに通電されるランプ電流(C)は、通電/非通電を切り換える間隔を長くすると共に、その通電/非通電と突入電流が発生する間隔が開き、その突入電流に起因する照明機器の電源電圧の変動が、フリッカとして感じられなくなる。
請求項(抜粋):
記録媒体上に形成されたトナー画像を、通電に応じて発熱することによって加熱し、上記記録媒体上に定着させる加熱手段と、該加熱手段またはその近傍の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した温度に基づき、上記加熱手段への通電を断続的に行って上記加熱手段またはその近傍の温度を調整する通電手段と、を備えたトナー画像定着装置において、上記加熱手段が上記定着を行いつつある画像形成時か、上記定着は行わないが保温の必要がある待機時かを判断する判断手段と、該判断手段の判断結果に基づき、上記待機時には、上記通電手段による温度調整に許容される上記温度の変動幅を、上記画像形成時よりも広くする変動幅変更手段と、を備えたことを特徴とするトナー画像定着装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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