特許
J-GLOBAL ID:200903027816538042

高調波電流のベクトル表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207712
公開番号(公開出願番号):特開2001-033488
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 変成器の極性を実際に付け替えすることなく、操作部上で電流入力の極性を適宜設定できるようにする。【解決手段】 複数の電力系統の各電流をA/D変換した後、FFT演算して高調波電流の各次数成分の実効値と位相角を算出し、ディスプレイのベクトル表示画面にベクトル表示する高調波電流のベクトル表示方法において、操作部19に各電力系統の電流入力を「正極性」もしくは「負極性」のいずれかに設定するための極性設定部を設け、所定次数の高調波電流のベクトルをベクトル表示画面に表示するにあたって、極性設定部により「正極性」と設定されたものについてはそのままベクトル表示し、「負極性」と設定されたものについては位相を180 ゚回転させてベクトル表示する。
請求項(抜粋):
複数の電力系統にそれぞれ変成器を介して接続され、その各電力系統の被測定電流をディジタル信号に変換するA/D変換器を含む入力部と、同入力部を介して取り込まれた測定データをFFT演算して高調波電流の各次数成分の少なくとも実効値と位相角を算出する演算制御部と、上記各次数成分の実効値と位相角を記憶するメモリと、表示部としてのディスプレイと、上記演算制御部に所定の指示データを与える操作部とを備え、上記ディスプレイに横軸を実数軸、縦軸を虚数軸とするベクトル表示画面を設定し、同ベクトル表示画面上に所定次数の高調波電流をその実効値と位相角からベクトル表示する高調波電流のベクトル表示方法において、上記操作部には、測定しようとする上記各電力系統の電流入力を「正極性」もしくは「負極性」のいずれかに設定するための極性設定部が設けられており、上記演算制御部は、所定次数の高調波電流のベクトルを上記ベクトル表示画面に表示するにあたって、上記極性設定部により「正極性」と設定されたものについてはそのままベクトル表示し、「負極性」と設定されたものについては位相を180 ゚回転させてベクトル表示することを特徴とする高調波電流のベクトル表示方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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