特許
J-GLOBAL ID:200903027817248927

耐摩耗被覆層がすぐれた密着性および耐チッピング性を有する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-023095
公開番号(公開出願番号):特開2003-145317
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐摩耗被覆層がすぐれた密着性および耐チッピング性を有する表面被覆超硬合金製切削工具。【解決手段】 アークイオンプレーティング表面処理で、表面から1〜50nmの範囲内に非晶質化層を形成した炭化WC基超硬合金基体の表面に、(a)窒化チタン層からなり、0.1〜5μmの平均層厚を有する下地靭性層、(b)組成式:(Ti1-XAlX)Nおよび同(Ti1-XAlX)C1-YNY、(但し、原子比で、Xは0.15〜0.65、Yは0.5〜0.99を示す)、を満足する複合窒化物層及び複合炭窒化物層の単層、または複層からなり、かつ0.5〜15μmの平均層厚を有する表面硬質層、(c)酸化Al層、及び酸化Alの素地に酸化ジルコニウム相が分散分布してなる酸化Al-酸化ジルコニウム混合層のうちの単層、または複層からなり、0.5〜10μmの平均層厚を有する上側硬質層、(a)〜(c)で構成された耐摩耗被覆層を物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
アークイオンプレーティング表面処理で、表面から1〜50nmの範囲内の平均深さに亘って非晶質化層を形成してなる炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)窒化チタン層からなり、かつ0.1〜5μmの平均層厚を有する下地靭性層、(b)組成式:(Ti1-XAlX)Nおよび同(Ti1-XAlX)C1-YNY、(但し、原子比で、Xは0.15〜0.65、Yは0.5〜0.99を示す)、を満足するTiとAlの複合窒化物層およびTiとAlの複合炭窒化物層のうちのいずれかの単層、または両方の複層からなり、かつ0.5〜15μmの平均層厚を有する下側硬質層、(c)酸化アルミニウム層、および酸化アルミニウムの素地に酸化ジルコニウム相が分散分布してなる酸化アルミニウム-酸化ジルコニウム混合層のうちのいずれかの単層、または両方の複層からなり、かつ0.5〜10μmの平均層厚を有する上側硬質層、以上(a)〜(c)で構成された耐摩耗被覆層を物理蒸着および/または化学蒸着してなる、耐摩耗被覆層がすぐれた密着性および耐チッピング性を有する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (7件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/08 ,  C23C 14/16 ,  C23C 16/36
FI (8件):
B23B 27/14 A ,  B23B 51/00 J ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 A ,  C23C 14/06 H ,  C23C 14/08 F ,  C23C 14/16 B ,  C23C 16/36
Fターム (34件):
3C037CC02 ,  3C037CC04 ,  3C037CC09 ,  3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K029AA02 ,  4K029BA03 ,  4K029BA17 ,  4K029BA43 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA03 ,  4K029EA01 ,  4K029EA05 ,  4K030BA02 ,  4K030BA18 ,  4K030BA22 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030JA01 ,  4K030JA06 ,  4K030LA22
引用特許:
審査官引用 (10件)
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