特許
J-GLOBAL ID:200903028048319600

交流モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333617
公開番号(公開出願番号):特開平9-182498
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 小型、高効率駆動を常に要求される交流モータ制御装置において、回生時にも安定性に優れた電流制御を有するシステムを提供することにある。【解決手段】 電圧電流位相差演算回路19により、交流モータの電圧指令値と1次電流からベクトル位相θcを算出する。これを第2の電圧指令回路20に入力し、ベクトル位相θcとd軸、q軸電流偏差を用いて第2のd軸、q軸電圧指令値を演算する。この値により電圧指令値を補正することにより、電流制御系の安定性が向上し、この結果、交流モータの制御において、回生時や弱め界磁制御時にも安定した電流制御を得ることができる。【効果】 小型で、常に高効率な運転が可能な交流モータ制御装置を提供でき、特に、力行/回生を用いるクレーン(ホイスト)や下り坂を長時間運転しなければならない電気自動車に有効である。
請求項(抜粋):
交流モータと、該交流モータに供給する電力を発生する電力変換装置と、前記交流モータが発生すべきトルク指令値から前記交流モータの磁束を発生するためのd軸電流指令値及びそれに直交するq軸電流指令値を演算する電流指令値発生装置と、前記d軸電流指令値と前記交流モータのd軸電流とのd軸電流偏差からd軸電圧指令値を、及び前記q軸電流指令と前記交流モータのq軸電流とのq軸電流偏差からq軸電圧指令値を、それぞれ算出することにより前記電力変換装置を制御する電流制御装置を備えた交流モータ制御装置において、前記電流制御装置は、前記d軸電流偏差及び前記q軸電流偏差から補正d軸電圧及び補正q軸電圧を算出し、前記交流モータの駆動状態を基にしたベクトル位相により前記d軸電圧指令値を前記補正d軸電圧で補正し、前記ベクトル位相により前記補正q軸電圧指令値を前記補q軸電圧から補正する電圧ベクトル補正手段を備えたことを特徴とする交流モータ制御装置。
IPC (4件):
H02P 21/00 ,  H02P 3/18 101 ,  H02P 5/41 302 ,  H02P 7/63 302
FI (4件):
H02P 5/408 A ,  H02P 3/18 101 B ,  H02P 5/41 302 M ,  H02P 7/63 302 L
引用特許:
審査官引用 (11件)
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