特許
J-GLOBAL ID:200903028199029760

粒配向電気鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-551196
公開番号(公開出願番号):特表2004-516382
出願日: 2001年12月17日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
本発明は、溶融鋼から直接鋳造され、かつ粒子成長を阻害する傾向のある硫化物および/または窒化物の析出物を形成しやすい合金元素を含むストリップが、1250〜1000°Cの温度で鋳造運転によりインライン熱間圧延され、前記ストリップは、硫化物が利用される場合に780°C未満の温度で、あるいは窒化物、または硫化物+窒化物が利用される場合に600°C未満の温度で熱間圧延した後に巻き取られる、電気鋼ストリップを製造するための方法に関する。かくして、優れた一定の磁気特性を有する最終製品が獲得される。
請求項(抜粋):
1.5〜5mmの厚さのストリップの形態で、2.5〜3.5重量%のSiと、最大1000ppmのCと、粒子成長インヒビタとしての硫化物/セレン化物および/または窒化物の第2相の微細な析出物を獲得しやすい元素とを含み、残りは製品の最終品質にとって重要でない鉄および他の元素である溶融鋼を直接鋳造することによって粒配向電気鋼を製造するための方法であって、前記鋼に、順次、 ・表面スケールが除去されると鋳鋼の合計酸素含有量が30ppm未満であるように、ストリップ形態で直接鋳造する段階と、 ・15〜50%の還元率で、1000〜1250°Cの圧延開始温度で、鋳造機から出るストリップを冷却時に連続熱間圧延する段階と、 ・熱間圧延ストリップを、選択されたインヒビタの関数である所定の最高温度未満の温度で巻き取る段階と、 ・熱間圧延ストリップをおそらくは焼鈍し、おそらくは2段階で中間焼鈍によって、最終段階において50〜93%の還元率で、前記ストリップを冷間圧延し、脱炭焼鈍し、おそらくは窒化処理し、脱炭されたストリップをMgOベースの焼鈍セパレータで被覆し、また2次再結晶のために焼鈍する段階と、 ・断熱被覆、おそらくは張力付与被覆で被覆する段階とが、施される方法。
IPC (6件):
C21D8/12 ,  B21B3/02 ,  B21B45/00 ,  B22D11/06 ,  C23C8/26 ,  H01F1/16
FI (6件):
C21D8/12 B ,  B21B3/02 ,  B21B45/00 L ,  B22D11/06 330B ,  C23C8/26 ,  H01F1/16 A
Fターム (19件):
4E004DA13 ,  4E004MD05 ,  4E004NA05 ,  4E004NB07 ,  4E004NC04 ,  4K028AA02 ,  4K028AB01 ,  4K028AC08 ,  4K033AA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA09 ,  4K033CA10 ,  4K033FA10 ,  4K033FA13 ,  4K033HA04 ,  4K033NA03 ,  5E041AA02 ,  5E041NN01 ,  5E041NN18
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る