特許
J-GLOBAL ID:200903028246029145

タイムシェアリングシステムにおける非通信プロセス間のプライオリティに基づく負荷分散

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-369868
公開番号(公開出願番号):特開平11-249913
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 タイムシェアリングシステムにおける非通信プロセス間のプライオリティに基づく負荷分散【解決手段】 各プロセス内のスケジューラは、プライオリティの高いサブタスクの負荷とプライオリティの低いサブタスクの負荷の比を表す該当プロセスの負荷分散をLBRに報告する。さらに、LBRは、総合負荷分散比率により目標比率を判定し、目標比率は、各アクティブプロセスに報告される。低い割合を占めるプライオリティの高いサブタスクによって占有され、したがって、目標比率を下回る負荷分散を示すプロセスに対しては、該プロセスの負荷分散が目標比率に達した時点で、プロセススケジューラが、オペレーティングシステムによって該プロセスに割り当てられたタイムスライスの一部を放棄する。
請求項(抜粋):
中央処理装置(CPU)と複数のアクティブなアプリケーションプロセスを実行するオペレーティングシステムを有し、前記オペレーティングシステムが各プロセスにCPUリソースを割り当て、各プロセスが複数のサブタスクを具備し、各サブタスクが複数のプライオリティレベルのうちの一つに割り当てられ、前記プライオリティレベルが最も高いプライオリティレベルと少なくとも1つのそれよりも低いプライオリティレベルを具備するデジタル処理システムにおいて、a)各プロセスに対し、負荷分散比率が、該当するプロセス内のプライオリティが最も高いサブタスクに割り当てられるCPUリソースとそれよりもプライオリティが低い各レベルのサブタスクに割り当てられるCPUリソースの比を表している負荷分散比率を判定するステップと、b)各プロセス間で、プライオリティが最も高いサブタスクに割り当てられるCPUリソースの合計とそれよりもプライオリティが低い各レベルのサブタスクに割り当てられるCPUリソースの合計の比を表している総合負荷分散比率を判定するステップと、c)選択されたプロセスの負荷分散比率が総合負荷分散比率と異なっている場合に、前記選択されたプロセスに割り当てられるCPUリソースを調整するステップと、から成る前記CPUの負荷を分散する方法。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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