特許

J-GLOBAL ID：200903028298866657

超強力小麦系統の作出方法

発明者： 船附 稚子 ,  高田 兼則 ,  山内 宏昭 ,  田引 正 ,  西尾 善太 ,  猿山 晴夫 ,  八幡 江梨子
出願人/特許権者： 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 ,  株式会社北海道グリーンバイオ研究所
代理人 (4件)： 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節 ,  深見 伸子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-358310
公開番号（公開出願番号）：特開2005-117990
出願日： 2003年10月17日
公開日（公表日）： 2005年05月12日
要約：

【課題】 超強力小麦系統を効率的に作出する方法を提供すること。【解決手段】 以下の工程を含む、超強力小麦系統の作出方法。 (a)5+10高分子量グルテニンサブユニット又は42kD低分子量グルテニンの少なくとも一方を有する小麦品種又は系統を交配親とする小麦系統から、小麦種子を採取する工程 (b)小麦種子タンパク質の高分子量グルテニンをドデシル硫酸ナトリウム(SDS)-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法で分離し、低分子量グルテニンを二次元ゲル電気泳動法で分離する工程 (c)各ゲル上のグルテニンの分離パターンにおいて、5+10高分子量グルテニンサブユニット又は42kD低分子量グルテニンの少なくとも一方が認められる小麦種子を採取した小麦系統を選抜する工程 (d)選抜した小麦系統を自殖、又は、他の小麦品種又は系統と交配することによって、その後代において超強力小麦系統を得る工程【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

以下の工程を含む、超強力小麦系統の作出方法。 (a)5+10高分子量グルテニンサブユニット又は42kD低分子量グルテニンの少なくとも一方を有する小麦品種又は系統を交配親とする小麦系統から、小麦種子を採取する工程 (b)小麦種子タンパク質の高分子量グルテニンをドデシル硫酸ナトリウム(SDS)-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法で分離し、低分子量グルテニンを二次元ゲル電気泳動法で分離する工程 (c)各ゲル上のグルテニンの分離パターンにおいて、5+10高分子量グルテニンサブユニット又は42kD低分子量グルテニンの少なくとも一方が認められる小麦種子を採取した小麦系統を選抜する工程 (d)選抜した小麦系統を自殖、又は、他の小麦品種又は系統と交配することによって、その後代において超強力小麦系統を得る工程

IPC (1件)：

A01H5/00

FI (1件)：

A01H5/00 Z

Fターム (5件)：

2B030AA02 ,  2B030AB03 ,  2B030AD09 ,  2B030CA05 ,  2B030CB02

引用特許：

出願人引用 (1件)

• アラーム通報システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-163203   出願人：財団法人河川情報センター

審査官引用 (1件)

• Wx遺伝子発現の確認方法およびモチコムギの作出方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-277562   出願人：農林水産省東北農業試験場長

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Breeding Science, 2001, Vol. 51, No. 2, pp. 143-146