特許
J-GLOBAL ID:200903028324387223
レーザー脱離装置、マススペクトロメーター組立及び環境液体マススペクトロメトリー法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-253798
公開番号(公開出願番号):特開2008-147165
出願日: 2007年09月28日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】レーザ脱離装置、マススペクトロメトリー組立、及び大気圧下で液体試料を直接、質量分析することができる質量分析法を提供する。【解決手段】ノズルを有するエレクトロスプレーユニット、前記ノズルとレシービングユニットとの間に、前記ノズルで形成されるエレクトロスプレー用溶媒の液滴が帯電し、移動経路に沿ってノズルから前記レシービングユニットに強制的に向かうような電位差を生じさせる電圧供給部、試料にレーザーを照射するために設けられたエレクトロスプレー支援レーザー脱離ユニットであって、レーザー照射時に前記試料に含まれる分析物が脱離し、前記移動経路と交差する飛行経路に沿って飛行することにより前記多価帯電液滴に閉じ込められ、前記移動経路に沿って移動し液滴のサイズがだんだん小さくなり、前記液滴の電荷が前記液滴に閉じ込められた分析物の少なくとも一つに移動してイオン化分析物を形成するレーザー脱離ユニット。【選択図】図2
請求項(抜粋):
レシービングユニット、エレクトロスプレーユニット、及び電圧供給部を有する、質量分析計で用いられるレーザー脱離装置であって、
前記レシービングユニットが、液体試料から取り出された、該質量分析計で分析されるべきイオン化分析物を受け入れるように設けられ、
前記エレクトロスプレーユニットが、液体のエレクトロスプレー用溶媒の液滴をその場で連続的に形成するように設計されたノズルを有し、前記レシービングユニットから長手方向に離れて設けられ、これにより移動経路が定義され、
前記電圧供給部が、前記エレクトロスプレーユニットと前記レシービングユニットとの間に、前記液滴に多数の電荷が帯電し、その液滴が多価帯電液滴として強制的にノズルから放出され、前記移動経路に沿って前記レシービングユニットに向かうような強度の電位差を生じさせるように設けられた、以下のものを備えるレーザー脱離装置。
前記分析物を含有する溶液とレーザーエネルギーを吸収するためのマトリックスとして機能する材料とを含む前記液体試料が置かれる試料台;及び
前記液体試料にレーザーを照射するために設けられたレーザー伝送機構、
前記レーザー伝送機構によるレーザー照射時に、レーザーエネルギーがマトリックスを経て、液体試料の溶液中に含まれる分析物の少なくとも一つに伝わり、その結果、前記少なくとも一つの分析物が脱離して、前記エレクトロスプレー用溶媒の多価帯電液滴の前記移動経路と交差する飛行経路に沿って飛行することにより前記多価帯電液滴に閉じ込められ、且つ、前記移動経路に沿って前記エレクトロスプレーユニットのノズルから前記レシービングユニットに近づくときに前記多価帯電液滴のサイズがだんだん小さくなる結果、前記液滴の電荷が前記液滴に閉じ込められた分析物の少なくとも一つに移動して対応するイオン化分析物が形成される。
IPC (3件):
H01J 49/16
, G01N 27/62
, H01J 49/26
FI (4件):
H01J49/16
, G01N27/62 G
, G01N27/62 V
, H01J49/26
Fターム (23件):
2G041CA01
, 2G041DA03
, 2G041DA05
, 2G041EA03
, 2G041FA10
, 2G041FA12
, 2G041GA03
, 2G041GA05
, 2G041GA06
, 2G041GA08
, 2G041GA20
, 2G041JA07
, 2G041JA08
, 5C038GG06
, 5C038GG07
, 5C038GG08
, 5C038GG13
, 5C038GH03
, 5C038GH05
, 5C038GH09
, 5C038GH10
, 5C038HH03
, 5C038HH05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特許第6849847号
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特許第6849847号
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レーザイオン化装置及びその利用
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-052523
出願人:独立行政法人科学技術振興機構
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特許第6849847号
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ナノ粒子の使用下での改善された質量スペクトル分析
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-525299
出願人:フラウンホーファーゲゼルシャフトツールフォルデルングデルアンゲヴァンテンフォルシユングエー.フアー.
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引用文献:
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