特許
J-GLOBAL ID:200903028333806522

8より上または5未満のpIを有するペプチドを産生するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塩 竹志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-559232
公開番号(公開出願番号):特表2002-520018
出願日: 1999年07月08日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】8より上または5未満のpIを有するペプチドを産生するための方法が記載される。ここで、このペプチドは、酸切断部位を介して融合パートナーに連結される融合タンパク質として発現される。このペプチドは、この融合パートナーから、カオトロープの非存在下で酸切断により放出される。この融合パートナーおよびその酸切断産物は、必要ならば、所望のペプチドの正味電荷とは有意に異なる正味の電荷を有して、このペプチドのイオン交換クロマトグラフィーによる単離を可能にする。
請求項(抜粋):
5未満または8より上のpIを有する精製ペプチドを産生するための方法であって、以下の工程; (a)組換え宿主細胞において、融合タンパク質として該ペプチドを発現させる工程であって、該融合タンパク質において、所望のペプチドが、そのC末端にAsp残基を有するアミノ酸配列を含む融合パートナーに、該所望のペプチドのN末端で融合され、ここで(i)該融合パートナーのC末端Asp残基および該ペプチドのN末端残基が、酸性条件下で切断可能な結合を形成し、(ii)該ペプチドが、該融合パートナーの正味の電荷とは有意に異なる正味の電荷、および該融合パートナーの該酸切断によって産生される任意の所望でないフラグメントであって、該ペプチドを、イオン交換クロマトグラフィーによって該融合タンパク質の該融合パートナーおよび任意の所望でない酸切断フラグメントから分離されることを可能にする、フラグメント、を有し、そして(iii)該融合タンパク質が、該組換え宿主細胞内で封入体を形成する、工程; (b)該封入体を該組換え宿主細胞から回収する工程; (c)該融合タンパク質をカオトロープの非存在下で酸性条件に供することによって、該融合パートナーから該ペプチドを切断する工程; (d)不溶性切断産物を、該ペプチドの一次構造を崩壊せずに可溶化させる条件下で、非イオン性カオトロープで処理することによって可溶化する工程;ならびに (e)該ペプチドを、イオン交換クロマトグラフィーによって単離する工程、を包含する、方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C07K 1/12 ,  C07K 1/18
FI (3件):
C07K 1/12 ,  C07K 1/18 ,  C12N 15/00 A
Fターム (17件):
4B024AA01 ,  4B024BA21 ,  4B024CA04 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024FA10 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA01 ,  4H045EA20 ,  4H045FA16 ,  4H045FA74 ,  4H045GA23
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (11件)
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引用文献:
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