特許
J-GLOBAL ID:200903028427675138

動圧型多孔質含油軸受の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194304
公開番号(公開出願番号):特開平11-037156
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 両端部に動圧溝を有する軸受面を備え、軸受面の間の領域の内径を大きくして逃げを形成した多孔質含油軸受を効率よく製造する。【解決手段】 コアロッド12の外周面に、軸方向に傾斜した複数の動圧溝を有する軸受面を成形するための一対の成形部20を軸方向に離隔形成する。コアロッド12に多孔質体11を供給し、これをダイ13に圧入して、多孔質体11の両成形部20と対向する部分に内径側への圧迫力を付与し、その内径面を内径側に変位させる。これにより、当該内径面をその間の領域よりも小径に形成すると共に、当該内径面をコアロッド12の成形部20に加圧して当該内径面のそれぞれに成形部20に対応した形状の動圧溝を形成する。
請求項(抜粋):
一端側に外径寸法が大径の大径部を、他端側に外径寸法がこれよりも小径の小径部を有する筒状の多孔質体を形成し、コアロッドの外周面に、軸方向に傾斜した動圧溝を有する軸受面を成形するための一対の成形部を軸方向に離隔形成し、多孔質体の内径部にコアロッドを配置して小径部の内径面および大径部の内径面をそれぞれコアロッドの成形部と対向させ、その状態を保持して当該多孔質体を前記大径部よりも小径の円筒部と前記小径部よりも小径に縮径する絞り部とを有する成形孔に圧入し、多孔質体の大径部を成形孔の円筒部で、小径部を絞り部でそれぞれ内径側に圧迫して小径部および大径部の内径面をコアロッドの成形部に加圧することにより、それぞれの内径面に成形部に対応した形状の前記軸受面を成形することを特徴とする動圧型多孔質含油軸受の製造方法。
IPC (3件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/02 ,  F16C 33/14
FI (4件):
F16C 33/10 A ,  F16C 17/02 A ,  F16C 33/14 A ,  F16C 33/14 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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