特許
J-GLOBAL ID:200903028475228275

高圧水素製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 辰彦 ,  千葉 剛宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-305934
公開番号(公開出願番号):特開2006-117987
出願日: 2004年10月20日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】水素圧で固体高分子電解質膜とアノード給電体との厚さが低減しても固体高分子電解質膜とカソード給電体とに間隙を生じない高圧水素製造装置を提供する。【解決手段】固体高分子電解質膜2の両側に設けられた給電体3,4と、セパレータ5,6と、流体通路10,12とを備え、各給電体3,4に通電してセパレータ6の流体通路12に供給された水を電解し、セパレータ5の流体通路10に高圧水素ガスを得る。セパレータ5は、第1室7と、断面積が第1室7より大きい第2室8と、両室7,8を気密に遮断し、両室7,8の内壁に沿って進退自在に備えられ、流体通路10を備える遮断部材9と、遮断部材9を迂回して両室7,8を連通する連通路11とを備える。連通路11を介して第2室8に供給される水素の圧力により遮断部材9を給電体3方向に前進させ、給電体3を固体高分子電解質膜2に押圧する。給電体3,4は、チタン製多孔質焼結体からなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜と、該固体高分子電解質膜の両側に相対向して設けられたカソード給電体と、アノード給電体と、各給電体に積層されたセパレータと、各セパレータに設けられ各給電体が露出する流体通路とを備え、アノード側セパレータの流体通路に水を供給すると共に各給電体に通電することにより、アノード側セパレータの流体通路に供給された水を電気分解し、カソード側セパレータの流体通路に高圧の水素ガスを得る高圧水素製造装置において、 カソード側セパレータは、該カソード給電体を収容する第1室と、該カソード給電体と反対側で第1室に連通すると共に該カソード給電体と平行な方向の断面積が第1室より大きい第2室と、第1室と第2室とを気密に遮断すると共に両室の内壁に沿って該カソード給電体方向に進退自在に備えられ該流体通路を備える遮断部材と、該遮断部材を迂回して第1室と第2室とを連通する連通路とを備え、 該電気分解により該流体通路に生成し第1室から該連通路を介して第2室に供給される水素の圧力により該遮断部材を該給電体方向に前進せしめ、該給電体を該固体高分子電解質膜に押圧することを特徴とする高圧水素製造装置。
IPC (3件):
C25B 9/00 ,  C25B 1/12 ,  C25B 9/04
FI (3件):
C25B9/00 B ,  C25B1/12 ,  C25B9/04 302
Fターム (12件):
4K021AA01 ,  4K021BA02 ,  4K021CA01 ,  4K021CA05 ,  4K021CA08 ,  4K021CA09 ,  4K021DB02 ,  4K021DB05 ,  4K021DB31 ,  4K021DB43 ,  4K021DB46 ,  4K021DB53
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 高差圧電気化学電池
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-537813   出願人:プロトンエネルギーシステムズ,インク.
審査官引用 (5件)
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