特許
J-GLOBAL ID:200903028741880692

タイヤの設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-118552
公開番号(公開出願番号):特開2007-290452
出願日: 2006年04月21日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】タイヤ形状とタイヤ構造を各々設計変数として最適化を行うときに、計算コストとタイヤ性能の効果的な向上を両立する。【解決手段】目的関数1と設計変数1に関するメインルーチンにおいて、感度解析と一次元探索を実施して設計変数1の解を求め(S20〜22)、この解で設計変数1を更新して(S24)、目的関数2と設計変数2に関するサブルーチンに入り、感度解析と一次元探索を実施して設計変数2の解を求め(S26〜28)、この解で設計変数2を更新するとともに(S30)、目的関数2の収束性を判定する(S32)。目的関数2が収束するか、収束しなくてもサブルーチンの反復回数が所定回に達したときは、メインルーチンに戻って目的関数1の収束性を判定し(S34)、目的関数1が収束するまで上記メインルーチンとサブルーチンの最適化計算を繰り返す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)タイヤを複数の要素に分割したタイヤモデルを作成するステップと、 (b)第1のタイヤ性能評価用物理量を表す第1目的関数と、タイヤ構成に変更を与える設計変数であって前記第1目的関数に関連する第1設計変数と、を定めるステップと、 (c)第2のタイヤ性能評価用物理量を表す第2目的関数と、タイヤ構成に変更を与える設計変数であって前記第2目的関数に関連する第2設計変数と、を定めるステップと、 (d)前記第1設計変数の単位変化量に対する前記第1目的関数の変化量の割合である第1目的関数の感度に基づいて、前記第1目的関数を最適化する第1設計変数の値を求めるステップと、 (e)前記の求めた第1設計変数の値で第1設計変数を更新するステップと、 (f)前記第1設計変数を更新したタイヤモデルを用いて、前記第2設計変数の単位変化量に対する前記第2目的関数の変化量の割合である第2目的関数の感度に基づいて、前記第2目的関数を最適化する第2設計変数の値を求めるステップと、 (g)前記の求めた第2設計変数の値で第2設計変数を更新するステップと、 (h)前記第2目的関数の収束性を判定し、前記第2目的関数が収束しておらずかつ前記ステップ(f)の反復回数が所定未満のときは前記ステップ(f)に戻り、前記第2目的関数が収束したか又は収束していなくても前記ステップ(f)の反復回数が所定回に達したときは次のステップ(i)に進めるステップと、 (i)前記第1目的関数の収束性を判定し、前記第1目的関数が収束してないと判定したときは前記ステップ(d)に戻り、前記第1目的関数が収束したと判定したときは前記ステップ(d)で求めた第1設計変数の値と前記ステップ(f)で求めた第2設計変数の値を最適解として決定するステップと、 を含むタイヤの設計方法。
IPC (2件):
B60C 19/00 ,  G06F 17/50
FI (3件):
B60C19/00 Z ,  G06F17/50 680Z ,  G06F17/50 612H
Fターム (2件):
5B046AA04 ,  5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (6件)
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