特許
J-GLOBAL ID:200903028779238188
高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-010705
公開番号(公開出願番号):特開2004-223619
出願日: 2003年01月20日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、AlとTiとSiの複合窒化物からなる硬質被覆層を0.5〜15μmの全体平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具における前記硬質被覆層を、層厚方向にそって、Al最高含有点とTi最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記両点間でそれぞれAlおよびTi含有量がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、さらに、前記Al最高含有点が、組成式:(Al1-(X+Z) TiXSiZ)N(ただし、原子比で、Xは0.05〜0.25、Zは0.05〜0.15を示す)、前記Ti最高含有点が、組成式:(Ti1-(Y+Z)AlYSiZ)N(ただし、原子比で、Yは0.05〜0.25、Zは0.05〜0.15を示す)、をそれぞれ満足し、かつ隣り合う上記Al最高含有点とTi最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmである硬質被覆層で構成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、AlとTiとSiの複合窒化物層からなる硬質被覆層を0.5〜15μmの全体平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、
上記硬質被覆層が、層厚方向にそって、Al最高含有点とTi最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記Al最高含有点から前記Ti最高含有点、前記Ti最高含有点から前記Al最高含有点へAlおよびTi含有量がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、
さらに、上記Al最高含有点が、組成式:(Al1-(X+Z) TiXSiZ)N(ただし、原子比で、Xは0.05〜0.25、Zは0.05〜0.15を示す)、
上記Ti最高含有点が、組成式:(Ti1-(Y+Z)AlYSiZ)N(ただし、原子比で、Yは0.05〜0.25、Zは0.05〜0.15を示す)、
を満足し、かつ隣り合う上記Al最高含有点とTi最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmであること、
を特徴とする高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B27/14
, B23B51/00
, B23C5/16
, C23C14/06
FI (5件):
B23B27/14 A
, B23B51/00 J
, B23C5/16
, C23C14/06 A
, C23C14/06 L
Fターム (17件):
3C037CC04
, 3C037CC09
, 3C037CC11
, 3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF09
, 3C046FF10
, 3C046FF13
, 3C046FF19
, 3C046FF25
, 4K029AA04
, 4K029BA58
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029DD06
, 4K029EA01
引用特許:
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