特許
J-GLOBAL ID:200903028808036816

制動エネルギ回収装置付車両用エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広渡 禧彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-245781
公開番号(公開出願番号):特開平8-074608
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 発進加速時のスモークが少なく、燃費が優れた特に路線バス用に好適な車両用ディーゼルエンジンを提供する。【構成】 路線バス等車両用ディーゼルエンジンに、吸気弁を早閉じすることによって熱効率が優れたミラーサイクル運転を行なうことができる吸気弁閉鎖時期変更装置を設けると共に、油圧モータにより駆動される容積型過給機を設ける。また、車両の動力伝達系に可変容量型の油圧ポンプを介装して、車両の制動時に、同油圧ポンプを車両の慣性により駆動し、制動エネルギを油圧ポンプの吐出圧油の圧力エネルギに変換して蓄圧器に貯蔵する。車両の発進加速に際し、上記蓄圧器内の圧油を上記油圧モータに供給して容積型過給機を駆動すると共に、上記吸気弁閉鎖時期変更装置により吸気弁を早閉じして、エンジンを高出力で運転し、スモークを低減すると共に、燃費を向上する。
請求項(抜粋):
吸気弁の開弁時期を変更することができる吸気弁閉鎖時期変更装置を具備した車両用エンジンと、油圧モータによって駆動され上記エンジンに加圧された吸気を供給する容積型過給機と、車両の動力伝達系に介装され上記エンジン及び車両の制動エネルギによって駆動される可変容量型油圧ポンプと、上記油圧モータの作動油入口と上記可変容量型油圧ポンプの作動油吐出口とを接続する主油圧回路と、同主油圧回路に接続された分岐油圧回路と、同分岐油圧回路に介装された蓄圧器と、上記分岐油圧回路の分岐部と上記油圧モータとの間の主油圧回路に設けられた第1切換弁と、上記分岐部と蓄圧器との間の分岐油圧回路に設けられた第2切換弁と、上記第1切換弁及び第2切換弁を車両及びエンジンの運転状態に応じ開閉する制御装置とを有することを特徴とする制動エネルギ回収装置付車両用エンジン。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F02B 39/08 ,  F02B 61/00 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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