特許
J-GLOBAL ID:200903028917227770

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309290
公開番号(公開出願番号):特開平10-150389
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 エコー除去動作を迅速に収束させ、その後の動作を安定させる。【解決手段】 通信中のエコーを除去するエコーキャンセラである。エコー除去処理の初期値の候補を複数格納する初期値データ格納部108と、初期値候補のうち良好な残差信号になる初期値を特定する初期値判定部109と、特定初期値で内部状態量を更新する内部状態更新部110と、更新した内部状態量でフィルタ係数を更新しエコーレプリカを作成する適応フィルタ部102とを備えた。残差信号の状態により初期値を特定してエコー除去処理を開始するので、エコー除去動作を迅速に収束させることができる。また、未収束状態のとき高速な収束特性を持つアルゴリズムに、収束状態のとき安定なアルゴリズムに、従って更新する内部状態更新部210を備えた。迅速に収束した後、安定させることができる。
請求項(抜粋):
通信中に生じるエコーを除去するエコーキャンセラにおいて、エコー除去処理の初期値として用いる初期値候補を複数格納しておく初期値データ格納部と、この初期値データ格納部に格納された初期値候補の中から、それぞれを適用した場合の残差信号を得て最適な初期値を特定する初期値判定部と、この初期値判定部で特定された初期値を初期値として、内部状態量を更新する内部状態更新部と、この内部状態更新部で更新された内部状態量によって、フィルタ係数を更新してエコーレプリカを作成する適応フィルタ部とを有することを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/00 601 ,  H04M 1/60
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/00 601 N ,  H04M 1/60 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 適応制御ろ波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-014842   出願人:日本電気株式会社
  • エコーキャンセラ学習方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-117588   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
  • 適応等化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-200196   出願人:日本電信電話株式会社

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