特許
J-GLOBAL ID:200903028925514648

オフセット電圧補正装置及びオフセット電圧補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  植木 久一 ,  伊藤 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-276134
公開番号(公開出願番号):特開2004-109093
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】オフセット電圧の補正量データを圧縮した状態でメモリに記憶することで、メモリに記憶するデータ量を少なくすることができるオフセット電圧補正装置及びオフセット電圧補正方法を提供する。【解決手段】温度センサ11aによって半導体物理量センサの温度が検出され、検出された検出温度Tと関数式とによって算出される値kT+bと、基準オフセット電圧Vrsとに基づいて復元率Vrs/(kT+b)が算出される。そして、検出された検出温度Tでの補正用データVr’(T)が記憶素子12aから読み出される。読み出された補正用データVr’(T)と、復元率Vrs/(kT+b)とが乗算されることによって、検出温度Tにおけるオフセット電圧の補正量が算出され、半導体物理量センサの出力電圧から補正量が減算されることによってオフセット電圧の補正が行われる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
半導体物理量センサのオフセット電圧に対する温度補正を行うオフセット電圧補正装置であって、 あらかじめ設定された上限温度から下限温度までの温度範囲内に含まれる基準温度における基準オフセット電圧と、前記上限温度における上限オフセット電圧とを通る所定の関数式に基づいて圧縮率を算出し、前記温度範囲における前記半導体物理量センサのオフセット電圧の温度特性に近似する曲線と前記基準オフセット電圧を表す直線との距離を前記圧縮率で圧縮して補正用データとしてあらかじめ記憶する補正用データ記憶手段と、 前記半導体物理量センサの温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段によって検出された検出温度と前記関数式とによって算出される値と、前記基準オフセット電圧とに基づいて復元率を算出する復元率算出手段と、 前記温度検出手段によって検出された検出温度における補正用データを前記補正用データ記憶手段から読み出す補正用データ読出手段と、 前記復元率算出手段によって算出された復元率と、前記補正用データ読出手段によって読み出された補正用データとを乗算することによって前記検出温度におけるオフセット電圧の補正量を算出する補正量算出手段とを備えることを特徴とするオフセット電圧補正装置。
IPC (2件):
G01P15/12 ,  G01P21/00
FI (2件):
G01P15/12 V ,  G01P21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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