特許
J-GLOBAL ID:200903028945905430

耐候性に優れた低降伏比溶接構造用鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-181155
公開番号(公開出願番号):特開平11-021623
出願日: 1997年07月07日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】0.05mdd 以上10mdd 未満の塩分が飛来する環境において高い耐候性と溶接性を有し、靭性が良好かつ、降伏比(=降伏点/引張強度)が80% 以下である耐候性に優れた低降伏比溶接構造用鋼材の製造方法を提供する。【解決手段】重量% で、C ≦0.15%,Si≦:0.7%,Mn:0.2〜1.5%,P:0.03 〜0.15%,S≦0.02%,Al:0.01 〜0.1%,Cr ≦:0.1%,Ni:0.4〜4%,Cu ≦0.4%,Mo:0.1 〜1.5%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ下記(1) 式を満たす鋼を1050〜1300°Cに加熱し、オーステナイト域で熱間圧延した後、Ar3 点経過後から650°C以下400 °C以上までを冷却速度2 °C/秒以上で加速冷却し、その後空冷することにより主たる組織をフェライトとベイナイトの混合組織とする。Pcm=C%+Si%/30+Mn%/20+Cu%/20+Ni%/60+Cr%/20+Mo%/15+V%/10+5B%≦0.25% ...(1)
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.15%以下と、Si:0.7%以下と、Mn:0.2〜1.5%と、P:0.03〜0.15%と、S:0.02%以下と、Al:0.01〜0.1%と、Cr:0.1%以下と、Ni:0.4〜4%と、Cu:0.4%以下と、Mo:0.1〜1.5%とを含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ下記(1)式を満たす鋼材を製造する方法において、鋼を1050〜1300°Cに加熱し、オーステナイト域で熱間圧延した後、Ar3 点経過後から650°C以下400°C以上までを冷却速度2°C/秒以上で加速冷却し、その後空冷することにより主たる組織をフェライトとベイナイトの混合組織とすることを特徴とする耐候性に優れた低降伏比溶接構造用鋼材の製造方法。 Pcm=C%+Si%/30+Mn%/20+Cu%/20+Ni%/60+Cr%/20+Mo%/15+V%/10+5B%≦0.25% ...(1)
IPC (4件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/60
FI (4件):
C21D 8/00 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (8件)
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