特許
J-GLOBAL ID:200903028960176372

誤り訂正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037682
公開番号(公開出願番号):特開平10-233699
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 異なるまとまりの符号に対して連続的にFILOの機能を可能とする双方向FILOを用いることにより、リードソロモン誤り訂正装置の回路規模を削減する。【解決手段】 ユークリッド法を用いて求められる誤り位置多項式σ(x)及び誤り評価多項式ω(x)の係数は、符号の最終桁から先頭桁へと進む順に求められる。これに対応すべく訂正器3においては、符号の最終バイトから先頭バイトへと順にチェーンサーチを開始する。このサーチ順に対応すべく、データRSINは双方向FILO6において一まとまり毎に桁順が逆転されて訂正器3へ与えられる。訂正器3で訂正された符号も桁の順序が逆転しているので、これを元の順序に戻すべく双方向FILO4において桁順を元に戻して符号RSOUTが出力される。双方向FILO4,6は例えばシフトレジスタ型の動作で実現できる。
請求項(抜粋):
誤り訂正符号の誤り位置多項式及び誤り評価多項式の係数を符号の最終桁から先頭桁へと進む順に求める多項式生成器と、前記誤り訂正符号を構成するデータの列を逆に並び替える第1の双方向転送型記憶装置と、前記多項式生成器の出力及び前記並び替え部の出力から前記誤り訂正符号の訂正を行う訂正器と、前記訂正器が出力するデータの列を逆に並び替える第2の双方向転送型記憶装置とを備える誤り訂正装置であって、前記第1及び第2の双方向転送型記憶装置の少なくともいずれか一方が、いずれもが所定長のデータを格納する第0乃至第(N+K-1)(N≧2,K≧0)の記憶単位を有し、入力データはN個毎に組を成して交互に前記第0及び第(N+K-1)の記憶単位に入力され、前記入力データの異なる2つの前記組の先頭のデータがK個の前記記憶単位を挟んで対向しつつ、前記第0乃至第(N+K-1)の記憶単位において格納されるデータに対して順次に(N+K-1)回のシフト転送が行われ、前記シフト転送の方向が交互に逆向きに転向することにより、前記入力データがスイッチバックして出力される、誤り訂正装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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