特許
J-GLOBAL ID:200903029033280070

貴金属-卑金属合金系触媒とその評価および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-235958
公開番号(公開出願番号):特開2003-045442
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月14日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池性能の評価を簡便かつ正確に行なうことを可能にし、高性能な燃料電池を製造する。【解決手段】 貴金属の一つとしての白金と卑金属の一つとしての鉄とを、比表面積の大きなカーボンに担持し、更に鉄を還元可能な温度にして、鉄を還元する。こうして得られた白金鉄合金系の電極触媒は、触媒としての機能が高く、これを用いて製造した燃料電池のIR補正電圧は、高い。かかる電極触媒は、新規な触媒であり、一酸化炭素の吸着量が白金1グラム当たり14Ncc以上であり、EDX分析によるPt原子とFe原子の数の比が0.14以上であり、あるいはEXAFS分析による両原子の結合数の比が0.10以上である、といった数値により特定可能である。こうした数値により電極触媒を評価することができ、評価結果を利用して燃料電池を製造すれば、高い性能を有する燃料電池を製造する事ができる。
請求項(抜粋):
燃料電池に用いられる電極触媒の製造方法であって、比表面積が所定値以上のカーボンを担体として、該カーボンに、貴金属の一つを、所定担持密度で担持させる貴金属担持工程と、該貴金属が担持されたカーボンの担体に、卑金属の一つを、所定担持密度で担持させる卑金属担持工程と、該担持された卑金属の還元処理が可能な温度まで昇温する昇温工程と該昇温して還元処理を行なった後、更に加温して、前記カーボンを担体として、前記貴金属と前記卑金属との合金化を行なう合金化工程とを備えた電極触媒の製造方法。
IPC (6件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/90 ,  H01M 4/92 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (6件):
H01M 4/88 K ,  H01M 4/90 M ,  H01M 4/92 ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/04 Z ,  H01M 8/10
Fターム (25件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018BB01 ,  5H018BB17 ,  5H018EE02 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H018HH00 ,  5H018HH02 ,  5H018HH05 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB10 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE08 ,  5H026HH00 ,  5H026HH02 ,  5H026HH05 ,  5H026HH08 ,  5H027AA06 ,  5H027KK52
引用特許:
審査官引用 (10件)
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