特許
J-GLOBAL ID:200903029078408190

鋼管柱の減衰式制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-234231
公開番号(公開出願番号):特開2001-059543
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 カルマン渦などによる定常的な振動のみならず、車両走行に伴う過渡的な振動に対しても十分な制振効果を発揮でき、また騒音の問題をも引き起こさず実施上有効な鋼管柱の減衰式制振装置を提供する。【解決手段】 減衰式制振装置Aは道路又は鉄道などに併設する照明柱、標識柱又は信号柱などの鋼管柱1の内部に格納して装備されるもので、上端が支軸16回りに揺動可能に支持されかつ下端側に重り13が設けられた振り子10と、この振り子と鋼管柱側の固定部との間に設けられたダンパー20とを備える。そして、上記重りを、少なくとも振り子の揺動方向の幅寸法が下方に向かうに従って次第に小さくなるように形成する。また、上記振り子の上端に振り子の軸方向と略直角でかつ振り子の揺動方向に突出するアーム部12を設け、このアーム部の先端に上記ダンパーの一端を連結するとともに、ダンパーを上記支軸の上方で鋼管柱内の上下方向に沿って配置する。
請求項(抜粋):
道路又は鉄道などに併設する照明柱、標識柱又は信号柱などの鋼管柱の内部に格納して装備される減衰式制振装置であって、上端が支軸回りに揺動可能に支持され、下端側に重りが設けられた振り子と、この振り子と鋼管柱側の固定部との間に設けられたダンパーとを備えており、上記重りは、少なくとも振り子の揺動方向の幅寸法が下方に向かうに従って次第に小さくなるように形成されており、上記振り子の上端には振り子の軸方向と略直角でかつ振り子の揺動方向に突出するアーム部が設けられ、このアーム部の先端に上記ダンパーの一端が連結されているとともに、ダンパーは、上記支軸の上方で鋼管柱内の上下方向に沿って配置されていることを特徴とする鋼管柱の減衰式制振装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  F21S 8/08
FI (2件):
F16F 15/02 C ,  F21S 1/10 K
Fターム (4件):
3J048AA06 ,  3J048AD06 ,  3J048BF10 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-002035
  • 特開昭58-000571
  • 足踏式パーキングブレーキのダンパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-338555   出願人:トヨタ自動車株式会社
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