特許
J-GLOBAL ID:200903029153196790

耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製スローアウエイ切削チップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-131510
公開番号(公開出願番号):特開平11-323555
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削チップを提供する。【解決手段】 超硬基体の表面に、(a)最下層としてTiN層、(b)下層としてTiとZrの複合炭窒化物帯域相と、TiとZrの複合炭窒酸化物帯域相との交互積み重ね構造をもち、最上相と最下相はTiとZr複合炭窒化物帯域相が占め、さらにこれら帯域相全体で連続した縦長成長結晶組織を形成してなる帯域相互積み重ね層、(c)中間層として、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1種または2種以上、(d)上層として、0.5〜10μmの平均層厚を有するα-Al2 O3 層および/またはκ-Al2 O3 層、(e)表面層として、0.1〜2μmの平均層厚を有するTiN層、以上(a)〜(e)で構成された硬質被覆層を5〜20μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)最下層として、0.1〜2μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の窒化チタン層、(b)下層として、3〜15μmの平均層厚を有し、かつTiとZrの複合炭窒化物帯域相と、TiとZrの複合炭窒酸化物帯域相との交互積み重ね構造をもつが、最上相と最下相は前記TiとZrの複合炭窒化物帯域相が占め、さらにこれら帯域相全体で連続した縦長成長結晶組織を形成してなる帯域相交互積み重ね層、(c)中間層として、0.5〜5μmの平均層厚で、いずれも粒状結晶組織を有するTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種または2種以上、(d)上層として、0.5〜10μmの平均層厚を有する粒状結晶組織のα型および/またはκ型酸化アルミニウム層、(e)表面層として、0.1〜2μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の窒化チタン層、以上(a)〜(e)で構成された硬質被覆層を5〜20μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる、耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製スローアウエイ切削チップ。
IPC (5件):
C23C 16/30 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 16/36 ,  C23C 14/06
FI (5件):
C23C 16/30 ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 16/36 ,  C23C 14/06 P
引用特許:
出願人引用 (3件)

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