特許
J-GLOBAL ID:200903053040414624

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060077
公開番号(公開出願番号):特開平11-254955
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 エンジン動力からモータ動力へコンプレッサ11の駆動源が切り替わる少し前にエバポレータ9の目標エバ後温度およびブロワ風量を予め下げておくことで、その切り替え時の吹出温度の上昇を抑えることのできるハイブリッド駆動方式の車両用空調装置を提供する。【解決手段】 コンプレッサ11の駆動源をエンジン動力からモータ動力に切り替える少し前から所定の時間が経過するまでエバポレータ9の目標エバ後温度を定常の値よりも下げ、またはブロワ風量を定常の値よりも下げた後に、コンプレッサ11の駆動源をエンジン動力からモータ動力に切り替えることで、エンジン1を停止してコンプレッサ11の駆動が一時的に停止した場合でも、エバポレータ9の冷え具合の低下が抑えられる。これにより、車室内に吹き出す空気の吹出温度の上昇が抑えられ、乗員の冷房感の低下を抑えることができる。
請求項(抜粋):
(a)車室内に空気を送るための空調ダクトと、(b)この空調ダクト内において車室内に向かう空気流を発生させる送風機と、(c)前記空調ダクト内を流れる空気を冷媒と熱交換して冷却する冷却用熱交換器、およびこの冷却用熱交換器より吸入した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機を有する冷凍サイクルと、(d)前記冷却用熱交換器の目標冷却度合に応じて前記冷媒圧縮機の運転状態を制御すると共に、前記冷媒圧縮機の駆動源をエンジン動力からモータ動力に切り替える少し前から所定の時間が経過するまで前記冷却用熱交換器の目標冷却度合を定常の値よりも下げた後に、前記冷媒圧縮機の駆動源をエンジン動力からモータ動力に切り替える空調制御装置とを備えた車両用空調装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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