特許
J-GLOBAL ID:200903029153376119
ケラチン繊維を染色するための組成物、および該組成物を用いた染色方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-523337
公開番号(公開出願番号):特表2000-505841
出願日: 1998年10月07日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】本発明は、染色に適した媒体中に、少なくとも1つの適当に選択されたカチオン直接染料と、少なくとも1つのニトロベンゼン直接染料とを含有する、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、たとえば髪の染色用組成物、並びに、該組成物を用いる染色方法に関する。
請求項(抜粋):
- a)以下の式(I)の化合物: [式中、 - Dは、窒素原子または-CH基を示し、 - R1およびR2は、同一または異なってもよく、水素原子;-CN、-OH、または-NH2基で置換されてもよいC1-C4アルキル基を示し;または、ベンゼン環の炭素原子とともに、1以上のC1-C4アルキル基で置換されてもよい、任意に酸素または窒素含有のヘテロ環を形成し;4’-アミノフェニル基を示し、 - R3およびR’3は、同一または異なってもよく、水素原子、または、塩素、臭素、ヨウ素、およびフッ素から選択されたハロゲン原子、または、シアノ、C1-C4アルコキシ、またはアセチルオキシ基を示し、 - X-は、好ましくはクロリド、メチル=スルファート、およびアセタートから選択されたアニオンを示し、 - Aは、以下のA1からA19の構造から選択された基を示し、および (式中、R4は、ヒドロキシル基で置換されてもよいC1-C4アルキル基を示し、R5は、C1-C4アルコキシ基を示し、ただし、Dが-CHの場合、AがA4またはA13の場合、およびR3がアルコキシ基以外の場合、R1とR2は同時に水素原子を示すことが無い)]; b)以下の式(II)の化合物: [式中、 - R6は、水素原子またはC1-4Cアルキル基を示し、 - R7は、水素原子、-CN基でまたはアミノ基で置換されてもよいアルキル基、4’-アミノフェニル基を示し、または、R6とともに、C1-C4アルキル基で置換されてもよい、任意に酸素及び/または窒素含有のヘテロ環を形成し、 - R8およびR9は、同一または異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子、たとえば塩素、臭素、ヨウ素、またはフッ素、C1-C4アルキルまたはC1-C4アルコキシ基、または-CN基を示し、 - X-は、好ましくはクロリド、メチル=スルファート、およびアセタートから選択されたアニオンを示し、 - Bは、以下のB1からB6の構造から選択された基を示し、 (式中、R10は、C1-C4アルキル基を示し、R11及びR12は、同一でも異なっていてもよく、水素原子またはC1-C4アルキル基を示す)]; c)以下の式(III)および(III’)の化合物: [式中、 - R13は、水素原子、C1-C4アルコキシ基、ハロゲン原子、たとえば塩素、臭素、ヨウ素、およびフッ素、またはアミノ基を示し、 - R14は、水素原子、C1-C4アルキル基、または、ベンゼン環の炭素原子とともに、1以上のC1-C4アルキル基で置換されてもよい、および/または任意に酸素含有の、ヘテロ環を形成し、 - R15は、水素原子、ハロゲン原子、たとえば塩素、臭素、ヨウ素、またはフッ素を示し、 - R16およびR17は、同一または異なってもよく、水素原子またはC1-C4アルキル基を示し、 - D1およびD2は、同一または異なってもよく、窒素原子または-CH基を示し、 - m=0または1、 - R13が無置換アミノ基を示す場合、D1およびD2は、同時に-CH基を示し、m=0であると理解され、 - X-は、好ましくはクロリド、メチル=スルファート、およびアセタートから選択されたアニオンを示し、 - Eは、以下のE1からB8の構造から選択された基を示し、 (式中、R’は、C1-C4アルキル基を示し;m=0の場合およびD1が窒素原子を示す場合、Eはまた以下のE9の構造の基を示し、 式中、R’はC1-C4アルキル基を示す)]; から選択された少なくとも1つのカチオン直接染料、 および、 -少なくとも1つのニトロベンゼン直接染料を、染色に適当な媒体中に含有することを特徴とする、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、たとえば髪を染色するための、使用時調製の組成物。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: